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2006-10-13 12:54
なお抜本的改革が必要なIMF
山下 英次
大阪市立大学大学院教授
村上正泰さんの9月27日付け投稿「IMF改革とアジアの地位向上」に関連して、IMFについて若干発言します。
無論、IMFクウォータがより各加盟国の経済実態を反映したものになることは、前進であり、非常に好ましいことである。しかし、IMFの最大の問題点に焦点を当てた抜本的な改革が必要であること...
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2006-10-11 11:30
安倍総理の訪中を評価する
村上正泰
日本国際フォーラム主任研究員
この度の安倍総理の訪中は、1年半にもわたり日中首脳会談が開かれないという異常事態に終止符を打つことになった。折しも北朝鮮が核実験の実施を宣言し、実際、9日には訪中を終えた安倍総理が韓国に向かうというタイミングで核実験が実施されるという状況にあって、歴史認識や靖国問題はさておき、「戦略的互恵関係」の...
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2006-10-09 23:06
人的交流を通して「信頼関係」樹立を
岡本 由美子
同志社大学教授
最近、中国南京市の某大学経済学部で「国際経済」に関する講義をさせていただくという、大変貴重な機会に恵まれた。日本人ということを全く意識することなく、中国の学生とも先生方とも活発に対話・議論ができ、大変有意義な時間を過ごせたと感じている。また滞在中、中国に長らく駐在する日系企業の方と話をする機会も得...
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2006-10-06 10:16
アジアにとって「国家」とは何なのか?
河東 哲夫
早稲田大学客員教授
東アジア諸国の経済発展に伴って、政府も国民も自信を増大させ、それにつれてナショナリズムが高揚してきた。それを見て日本の内部でも、「国家」を強化すべきだとの意見が高まっている。だがその尻馬に乗る前に、「国家」とはそもそもどんなものなのかを良く考えておくべきだと思う。国家が強化されたあげくに無謀な戦争...
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2006-10-05 10:47
東アジア共同体のインプリケーション
滝田 賢治
中央大学教授
東アジア共同体をめぐる議論は、まさに「百家争鳴」的状況にある。東アジア共同体をどのようにイメージするか、どのように定義するかは後に触れるとして、北東アジアと東南アジアからなる東アジアにおいて、ここに住む人々の安全と福祉を少しでも強化する秩序を構築すべきであるという主張や政策、運動が強まれば強まるほ...
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2006-10-04 12:18
世界の混乱の原因は中国にある
四条秀雄
不動産業
日本の台頭は、一時は非常に恐れられたが
(1)日本が通貨高を受容すること(国内調整を受け入れるということ)
(2)日本が少子高齢化をすること
(3)日本が省エネ省資源に努めること
(4)日本が、国際協力に気前よく資金を出したこと
(5)日本人はほとんど移民をしなかったこと
(6)外国資...
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2006-10-02 17:48
機能重視の東アジア共同体論の再確認
舛島 貞
大学助教授
周知のとおり、東アジア共同体は、アイデンティティや意識、あるいは政治・安全保障面での共同体を目指したものというよりも、「機能」面に着目した共同体として想定されてきた。共同体論はとかくアジア意識や地域的な連帯に意識がむかいがちだが、いまあらためて、この機能面について確認し、考えねばなければならないだ...
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2006-09-29 11:07
連載投稿(2)東アジアのFTAは利用しやすい形で
木村 福成
慶應義塾大学教授
日本が対ASEAN諸国向けに並行して進めている二国間アプローチと多国間アプローチについても、混乱を招くのではないかとの懸念が内外から寄せられている。しかし、少なくとも原産地規則に関しては、一企業の立場からすれば、二国間FTAと多国間FTAが並行して締結されてもその都度便利な方を用いればよいのであっ...
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2006-09-28 13:52
連載投稿(1)東アジアでスパゲティ・ボウル現象は起こりうるか
木村福成
慶應義塾大学教授
東アジアのFTA網構築は、参加国間とりわけ日中韓のコーディネーションなしに、ばらばらに五月雨式に進んでいる。その点に着目する欧米の経済学者、政治学者たちは、「スパゲティ・ボウル現象」が東アジアで起きるのではないかとの懸念を表している。
FTAは、参加国の間で域外関税を共通化しないという点で...
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2006-09-27 07:47
IMF改革とアジアの地位向上
村上正泰
日本国際フォーラム主任研究員
先般、シンガポールで開催されたG7財務大臣・中央銀行総裁会議とそれに続く一連の国際会議において、IMF(国際通貨基金)のガバナンス構造の見直しが議論された。新聞報道によるとイギリスのゴードン・ブラウン大蔵大臣は「60年間で最大の改革」と評したそうであるが、加盟国のクォータ(出資割当額)とボイス(投...
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2006-09-26 09:34
中国はこれから国内が動揺し、反日になる
四条秀雄
不動産業
天安門事件後の天皇訪中でも見られたように、西側陣営でもっとも戦略的行動に乏しい日本に、旧共産圏陣営からの切り崩しの工作が集中するので注意した方がよい。"Making the Foreign Serve China" (Anne-Marie Brady) などを早く翻訳して欲しい。中国はこれから10...
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2006-09-25 12:10
日米同盟以外のオプションが必要
橋本 圭一
会社員
8月4日付けの「CEACコラム」に掲載された白石隆教授の論説「日米中3極会合を」を拝読した。白石教授は「ハイレベルの日米中トライ・ラテラル(3極)会合」を設置し、「日米中3国が東アジアの重要問題についてどのような戦略的ビジョンをもっているか、率直に意見交換し、エネルギー協力、北東アジアにおける信頼...
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2006-09-24 14:38
東アジアのエラスムス計画について
四条秀雄
不動産業
文化圏の最大の競争力は、言語に蓄えられた知識の力でしょう。その蓄えられた知識への接続権を手にするために、誰もがその言語を学び、その結果としてその言語の勢力圏は拡大します。現在において最も強力な言語は、英語であることはいうまでもありません。英語圏に対抗する目的を持つEUは、当然、英語圏の絶対的な言語...
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2006-09-24 13:15
ASEAN+3で進める意義
本名 純
立命館大学国際関係学部助教授
ASEAN+3の枠で非伝統的安全保障(NTS)の問題を議論することは疑問であり、その理由は(1)米国や豪州など域外の役割抜きに語れない、(2)すでにARFで議論してきた、とのご意見を拝読致しました。私も以前は同じ見方でしたが、調査を進めるにつれ、現実的にはASEAN+3で進める意義が大きいと思うよ...
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2006-09-23 12:51
非伝統的安全保障は域内の信頼醸成のために必要
山下英次
大阪市立大学大学院教授
9月21日付けの西原正氏の投稿「非伝統的安全保障を『ASEAN+3』で議論するのは疑問」に対して、コメントさせていただきます。
東アジア地域統合が必要とされる最大の理由は、この地域における「脱ドル」が、日本とアジアにとってどうしても必要だ、というところにあります。基本的には、それを「ASE...
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2006-09-22 11:35
難民たちのジャパニーズ・ドリーム
四条秀雄
不動産業
7月12日付けの「CEACコラム」欄に掲載された井口泰教授の論説「外国人政策見直し:登録制度の再定義必要」に触発されて、日本の難民受入れ政策に関し私の考えを述べさせてもらいます。日本の外交は、日英同盟を結んだ明治の一時期を除いて、近攻外交か善隣外交のどちらかしかありませんでした。外交上の関心が、隣...
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2006-09-21 17:08
非伝統的安全保障をASEAN+3で議論するのは疑問
西原 正
平和・安全保障研究所理事長
「第4回NEAT総会出席の所感(メモ)」を読みましたが、第4回NEAT総会の傘の下には6つの作業部会があり、その1つに「東アジア共同体構築の全体構造―非伝統的安全保障と環境協力」という作業部会があることを知りました。このことについて私には、次の2つの大きな問題があるように思います。
第1は...
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2006-09-19 11:10
「日中関係放置論」は放棄しなければならない
舛島 貞
大学助教授
中国報道などを見ると、安倍長官の2006年8月3日の「東京・北京フォーラム」での発言は、もちろん警戒心はなくならないものの、相当中国側の安心させたようである。だが、小泉総理が最初の参拝の後に訪中したあと、中国側首脳が今後参拝はしないということだ、と感じたような誤解が安倍長官にも適用される可能性があ...
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2006-09-15 08:52
「東アジア共同体の目標、原理、価値」について
石垣泰司
東海大学法科大学院教授
9月1日付け「第4回NEAT総会出席の所感(メモ)」を大変興味深く拝見した。とりわけ「3.東アジア共同体の目標、原理、価値」の部分については、前回の第3回東京総会に主催者側の一員として参加して実際に見聞し、また昨年12月クアラルンプールでのNEATカントリー・コーディネーター会合に日本側代表として...
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2006-09-15 08:30
連載投稿(2)東アジア金融協力で日本の金融力を高めよ
上辻 宏
大学院生
しかしながら、いくら抜群の政治力、科学技術力、魅力的なコンテンツ、世界一の市場を誇る基軸通貨国アメリカとはいえ、永久に借り入れを増加させることはできない。今のところ、投資家はアメリカに貸したのなら安心だと考えているが、その市場の信任がいつまで続くか誰にもわからない。現状は非安定的なのである。問題は...
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東アジア共同体評議会