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2006-08-17 01:30
東アジアにおけるポピュラー文化の影響力を評価せよ
田中里佳
大学生
8月3日付け長野晃氏の投稿で、長野氏は「東アジアの都市中間層の台頭・拡大によって、特に若者間での大衆文化が浸透し、ある種の共通の価値観が形成されつつある」と、面白い指摘をしておられる。これに関連して私もここで以下のような指摘をしてみたい。
1990年代、東アジア地域においては、マンガ・音...
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2006-08-15 00:14
中国の連衡策に対する日本の合従策
四条秀雄
不動産業
東アジア共同体という願望が生まれてきたのは97年のアジア危機が直接の原因だと思います。このアジア危機というのは、以前にも書いたように、戦前日本が経験した金解禁デフレと同じものです。一般的に言われているのは、94年の人民元の切り下げと危機直前の円安傾向が、アジア新興国通貨を金解禁と同じ通貨高状態に置...
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2006-08-14 13:08
中国と東アジア共同体構想
小宮山健二
元教員
8月9日の四条秀雄氏の投稿「中国の情報工作で、日本は2025年に滅亡する」を読んで、中国問題と東アジア共同体構想の関係について考えたことを述べたいと思います。
四条氏は共産主義の中国は、対日工作には「工作員を情報の伝達変換機能に置く」、「工作を通じて敵国の見方を重点的につぶす」との命題を立...
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2006-08-11 20:51
ロシア等域外国の東アジア・サミットへの働きかけ
浜崎真一郎
大学教授
貴評議会の政策本会議で報告される外務省担当者によるASEAN+3諸国の外交上の動きに関する諸情報は、権威ある専門家によるブリーフィングとして、私にとりいつも非常に貴重な情報源となっている。
7月31日に開催された第16回政策本会議の「メモ」も重要な情報を多数含んでいる。とくに昨年12月の...
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2006-08-09 23:49
中国の情報工作活動で、日本は2025年に滅亡する
四条秀雄
不動産業
2000年頃に、中国の李鵬首相が、オーストラリア首相に、「日本は、あと20年で無くなる」と言ったそうです。日本の国会議員は、毎年300人近く中国を訪問し、米国に訪問する議員は片手で余るのではないでしょうか?訪中議員のうちで何人が、噂されているハニートラップに掛かっているでしょうか?また、日米同盟の...
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2006-08-09 11:43
「アジア版OECD」設立に向けて国論を一本化せよ
山中葉子
会社員
先日開催された貴評議会の第16回政策本会議「ASEAN拡大外相会議(PMC)を終えて」の概要メモを拝読したが、一番気になったのは、「アジア版OECD」なる構想が浮上しているが、外務省と経産省の間で十分な意見調整が行われていないように見えることだ。二階経産大臣は今年4月に、麻生外務大臣も今年6月に、...
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2006-08-08 12:56
ASEAN諸国と韓国にどう説明するか
佐藤博史
団体職員
> 8月4日の「CEACコラム」に掲載された白石隆氏の「日米中3極会合を」を、とても興味深く読ませていただきました。同氏の分析には納得できる点が多く、重要な問題提起である「日米中3極会合」に私も賛同するものですが、実現には幾つもの困難を乗り越える必要があると思われます。米中をどう説得し協力をとりつけ...
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2006-08-05 08:28
日本人自身の問題でもある移民問題
四条秀雄
不動産業
物は1年以内に移動を終え購入者の所有物となります。工場などの投資は、5年から15年かけて回収されます。知識・技術・文化は、人の学習という過程を経て、1世代30年ほどを掛けて移転されます。そして移民は、教育による同化過程を通じて、2世代から3世代60~90年で融合するようです。
現代の日本人...
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2006-08-04 15:58
「大航海時代」以来のパラダイム転換―アジアの再台頭
河東哲夫
早稲田大学客員教授
ヴァスコ・ダ・ガマがアジア航路を開発し、アメリカの金銀をヨーロッパが独占し、それらをベースにイギリスが産業革命を遂行して以来、世界は植民地主義の下にあった。西欧諸国は国民国家という国力動員装置を整備して、市場としての植民地獲得を競い合った。第2次大戦で多くの独立国が誕生し、植民地主義時代は一応の終...
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2006-08-04 14:55
東アジア共同体は長期的課題であることを銘記すべし
石垣泰司
東海大学法科大学院教授
7月26日付け「CEACコラム」掲載の村田晃嗣氏の「北のミサイルの残した外交課題」と題する論考は、北朝鮮によるミサイル連射行為の真の狙いが奈辺にあったにせよ失敗に終わり、国際的な対北朝鮮包囲網の形成を促す結果となったことを正しく指摘している。
しかし、他方において、村田氏は、同事件が...
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2006-08-03 15:08
「われわれ意識(we-feeling)」の醸成に向けて
長野 晃
会社員
7月26日付けの投稿で、飯塚さやかさんが「東アジアのアイデンティティを育てていく上での基盤とは何か?」という大変貴重な問題提起をしておられる。飯塚さんは、東アジアの独自性である「多様性」が東アジアのアイデンティティを育てていく上での基盤となる、と主張しており、私も同感するところである。しかしながら...
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2006-08-01 17:12
中国は地球規模でのプレーヤーか
杉内直敏
日本国際フォーラム参与・東アジア共同体評議会副議長
5月15日付CEACコラムの叶芳和氏による「米中による世界共同管理の台頭」に関しては、既に西岡健司氏、斉藤欣一氏、吉川潤一氏、浜崎真一郎氏が投稿しておられるが、若干別な角度から私なりの見方を付け加えてみたい。
叶氏が指摘するとおり中国の経済状態が急激に良くなっていて、そうした急速な経済成長...
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2006-07-29 16:48
「多様性の尊重」をどう生かすか
関 士郎
会社員
>> 飯塚さやか氏が7月27日の投稿「東アジアのアイデンティティについて」において、「『多様性を認識し、尊重する』ことを東アジアのアイデンティティを育てていく上での基盤とすべきである」と論じておられることに関して私見を述べたいと思います。
>>
>> 確かに東アジアには種々の面で多様性があり、そ...
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2006-07-28 11:20
中国の国境・周辺国管理方法を見抜け
四条秀雄
不動産業
東アジア共同体が、中国にとって政治的戦術の一つに過ぎないことは、アジア全体の利益になる日本の常任理事国入りに反対したことではっきりしています。これまでは、日本の常任理事国入りに中国がどういう態度を取るのかは、推測の域を出ませんでしたが、最近の積極的外交のおかげで、相手の考えが非常にクリアに分かるよ...
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2006-07-26 17:41
東アジアのアイデンティティについて
飯塚 さやか
大学院生
東アジアのアイデンティティとは一体何なのか。「儒教的思想」や「集団性」などがそうである、と時々聞かされるが、そのような言葉に簡単には収まりきらない「多様性」を持つのが東アジア地域だ。「政策報告書『東アジア共同体構想の現状、背景と日本の国家戦』の中で述べられているように、言語、宗教だけをとっても数多...
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2006-07-26 15:20
新しい現実を恐れずに古い常識を疑ってみる
進藤榮一
筑波大学大学院名誉教授
四条秀雄氏(2006年6月29日付け投稿)と関士郎氏(2006年7月1日付け投稿)の貴重な批判と補完に感謝いたします。ただ誤解を恐れずにいえば、批判投稿コメントは、少し程度が低すぎるのでは。少なくとも『東アジア共同体と日本の針路』(NHK出版)をお読みになることを勧めます。
関氏の補完コメ...
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2006-07-26 12:16
次世代も視点に入れて議論を進めたい
福田利夫
前東アジア共同体評議会事務局長
政策掲示板の4月7日の立ち上げ以降、その運営に関わりながら皆様の議論を拝見してきました。政治・経済・文化等の各側面に特化した議論は無論のこと、これらを有機的に統合かつ昇華させた議論も最近は見られ、当該掲示板も新たな段階を迎えつつあるようです。私の以下の問題提起が今後の議論を進める上での何らかの参考...
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2006-07-24 06:11
米中軍事交流の拡大と米中世界共同管理論
浜崎真一郎
大学教授
7月18日付け叶芳和氏の「米中による世界共同管理論の台頭:再論」と題する投稿で主張されている主要論点「日本の国際政治力は地に落ちている」との点については、すでに小宮山健二氏が7月21日付け投稿で適切に反論されているので、さらに付け加えることはない。
他方、私は、最近報じられた米中間の...
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2006-07-23 10:35
戦前グローバリズムの失敗に学べ
四条秀雄
不動産業
実は、現在起こっているようなグローバリズムは、戦前にも起きていました。30年代の欧州や南米において、90年代のアジア危機のようなこともありましたし、南米日系人などの移民現象も大規模に起きていました。しかし戦前のそれは悲惨な失敗に終わりました。移民は米国の排日移民法などの排外主義を呼び起こし、グロー...
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2006-07-21 22:43
不可逆的な東アジア地域統合の流れ
上辻 宏
大学院生
日中・日韓の関係が冷却化し、東アジアでの地域統合について悲観論が広がっている。今後何十年もかかる将来の課題だという意見や、地域統合の深化は日本の中華経済圏への組み込みであり、日本の国益に反するという中国脅威論も台頭している。しかし、東アジアでの地域統合の流れは不可逆的な流れであり、東アジア共同体の...
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東アジア共同体評議会