国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百家争鳴」
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2006-12-20 18:10

「不可逆的な東アジア地域統合の流れ」への反論への質問

上辻 宏  大学院生
 7月21日付けの私の投稿「不可逆的な東アジア地域統合の流れ」に対し、四条秀雄氏から「戦前グローバリズムの失敗に学べ」(7月23日付け投稿)および「グローバリズムには『小さな政府』で対応できる」(10月17日付け投稿)の2つの反論をいただきました。2度の投稿に答えるべく何度も投稿を読ませていただきま...▶続きはこちら
2006-12-19 16:46

このような組織があるとは知りませんでした

竹山・李相哲  大学教授
 このような組織があるとは知りませんでした。小生は、中国生まれの韓国系2世ですが、現在は日本国籍をもって日本で生活しています。韓国はお父さんの国、中国は自分が生まれ育った国(自分の国)、日本は娘や息子が生まれ育つ国、しかもこれから自分の骨を埋めることとなる国であります。つまり、私にとって日中韓は何れ...▶続きはこちら
2006-12-18 06:30

アジア外交と対米関係の両立を図るべき

村上正泰  日本国際フォーラム主任研究員
 東アジア共同体については、賛成派であれ反対派であれ、往々にしてイメージ先行の思い込みの議論に陥ることが多い。東アジア共同体はこれから創り上げていこうというものであるが故に致し方ない面はあるのだが、あまりに物事を単純化した一面的な議論は有害無益である。その代表例が「アジアをとるのか、アメリカをとるの...▶続きはこちら
2006-12-15 10:03

東アジア共同体構想の内憂外患

冨山 泰  時事通信解説委員
 フィリピンのセブ島で12月に開催が予定されていた第2回東アジア・サミットなど東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の一連の首脳会議が延期されたことにより、将来の東アジア共同体構築を視野に入れた協力の枠組みづくりは水を差された。

 主催国フィリピンは来年1月に会議を再設定する方向で調整しているよ...▶続きはこちら
2006-12-13 17:56

「国際アジア共同体学会設立記念大会」開催迫る

進藤 榮一  筑波大学大学院名誉教授
 フィリピン・セブ島での第2回東アジア首脳会議とASEAN+3首脳会議が延期になったのは実に残念なことでした。アジア地域協力の枠組みがさらにつくられる好機であるだけに、予定通り来年1月に開催されることを期待したいものです。開催延期の理由が、主催者側のいう台風であったにしろ、メディアが伝えるテロやクー...▶続きはこちら
2006-12-13 10:58

「開かれた」地域共同体構想とアメリカ

舛島 貞  大学助教授
 12月1日付け寺田貴氏の投稿「『東アジア』FTAと『アジア太平洋』FTA」を興味深く読んだ。APECを利用したFTAAPの提案をどのように捉えるかという点について、ブリリアントなコメントをした一文であった。ここで提案されている、「日本など東アジア域内FTAを推進したい国にとって重要なのは、この東ア...▶続きはこちら
2006-12-11 12:30

地方分権の確立とバランスシートの役割

四条秀雄  不動産業
 経済社会を観察すると、その進化の方向は、調整主体としてのバランスシート(B/S)が各分野において確立されていく広がりにあるように見えます。国家経営→民間企業経営→地方自治体経営→個人経営と広がっていく傾向にあるようです。もちろん重層的な広がりですが。最初のB/Sは、イタリアにおいて航海の収支を認識...▶続きはこちら
2006-12-11 09:51

第4回 東アジア・コングレスに参加して

山下 英次  大阪市立大学大学院教授
 12月3日から5日までクアラルンプールで開催された第4回東アジア・コングレス『東アジア共同体の建設―戦略的課題と不可欠な要素』の第5セッション「東アジアのアイデンティティー」に、スピーカーとして招かれ参加してきたので、その会議の報告と感想についてまとめておきたい。

 まず、東アジア共同体の推...▶続きはこちら
2006-12-08 15:53

共同体とアイデンティティ

滝田 賢治  中央大学法学部教授
 共同体構築にはidentity(アイデンティティ)、interest(利益)、institution(制度)などが不可欠の要素であるとしばしば強調される。10月5日付けの私の投稿「東アジア共同体のインプリケーション」でも強調したように、共同体という言葉を当面使用しながらも実際には機能的な国際協調の...▶続きはこちら
2006-12-06 19:58

日本は「東アジア・サミット」を重視すべし

諸澤 宏  大学院生
 第1回「東アジア・サミット」が終わり、早くも1年が経とうとしている。その間、「東アジア共同体」に関する多くの議論がなされ、また関連する出版物も多々見られた。第2回「東アジア・サミット」は近くフィリピン・セブ島で開催予定であるが、日本は今後どのような外交を展開すべきだろうか。まず第一に言えることは、...▶続きはこちら
2006-12-04 07:30

アジア経済の地域統合と中国

村上正泰  日本国際フォーラム主任研究員
 市場主導で進んできたアジアの地域統合において、中国の果たしている役割は非常に大きい。米国の経済学者であるエドワード・リンカーンは、2年前に出版した「East Asian Economic Regionalism」と題する著書において、アジア域内の相互依存関係が深まっていると言っても中国の経済成長に...▶続きはこちら
2006-12-01 18:44

「東アジア」FTAと「アジア太平洋」FTA

寺田 貴  早稲田大学アジア研究機構助教授
 米国がAPECを使ったFTA(FTAAP)の提案を行い、域内で大きく報じられている。日本のメディアでも「黒船の来襲」などと形容し、各紙が大きな紙面を割いたが、台湾を含むAPEC内のFTAに対し中国が反発するのは必至で、その実現性に疑問を投げかける向きも多く、その意図は何なのか、現在も議論は続いてい...▶続きはこちら
2006-11-30 19:30

連載投稿(2)試される東アジアのリージョナル・ガバナンス

舛島 貞  大学助教授
 鳥インフルエンザについては緊急性が高かったので、第1回東アジア・サミット(EAS)が開催されたクアラルンプールで直ちに「鳥インフルエンザ宣言」が採択されたが、今回の海賊問題はそれに続く案件であった。しかし、結局、中国など3国が参加しないものとなった。原因としては、海賊情報センターがシンガポールにお...▶続きはこちら
2006-11-29 17:35

連載投稿(1)疑問符を投げかけられたアジア海賊取締体制

舛島 貞  大学助教授
 「アジアにおける海賊行為及び船舶に対する武装強盗との戦いに関する地域協力協定」(「アジア海賊対策地域協力協定」、ReCAPP)が本年9月4日に発効した。参加国はアセアン+3を中心にバングラディシュも加わり、11カ国となっている。この協定は、「海賊に関する情報共有体制と各国協力網の構築を通じて海上保...▶続きはこちら
2006-11-27 18:38

「実感」に即した国際関係を

河東 哲夫  Japan-World Trends代表
 自分の家は東京の郊外にあって、周りには畑や神社や寺が点在している。ある日、そのうちの一つ、名も知れぬ小さな神社を犬を連れて通りかかると、境内から掛け声が聞こえる。見ると20人ほどの年長の方々が集まって、なにやら体操をしておられる。その動きは、どこか普通の体操とは違う。そこで自分ははっとした。まさか...▶続きはこちら
2006-11-24 10:37

連載投稿(3)日本からアジア地域統合の功労者を輩出せよ

山下 英次  大阪市立大学大学院教授
 「岡倉天心アジア大賞」が創設されたとした場合の第3番目の受賞者は、金大中元韓国大統領である。同氏は、「ASEAN+3」13カ国の民間有識者によって構成される「東アジア・ヴィジョン・グループ(EAVG)」と政府代表によって構成される「東アジア・スタディ・グループ(EASG)」の生みの親である。

...▶続きはこちら
2006-11-23 12:54

米国人と中国人

四条秀雄  不動産業
 米国と中国は世界で最もよく似た民族です。それは、両国が歴史的に最も諸民族の混交混住を経てきた経験と、その歴史が言語にもたらした変容に共通性があるからです。英語と中国語は地球の別々の場所で変容してきたにも関わらず構造がとても良く似ていて、両国民の感情表現の様式は非常に似通っています。発想も良く似てい...▶続きはこちら
2006-11-22 20:43

APEC・FTAの実現可能性

木村 福成  慶應義塾大学経済学部教授
 今月(2006年11月)のハノイAPECにおいてアメリカが検討を提案したAPEC・FTA(FTAAP)は、大きな波紋を呼んでいる。この問題は、APECの本来の理念との整合性、東アジア統合の動きとアメリカとの関係、WTOドーハ・ラウンドやEUとのリンク、アメリカの中間選挙結果の影響、来年7月に失効す...▶続きはこちら
2006-11-20 06:22

アジアの通貨制度を考える

村上正泰  日本国際フォーラム主任研究員
 ノーベル賞経済学者のミルトン・フリードマンが11月16日に亡くなった。彼はマネタリズムの中心的人物として知られるが、通貨制度についても”The Case for Flexible Exchange Rates”という論文を書き、その後の通貨制度に関する議論に大きな影響を及ぼした。この論文の中でフリ...▶続きはこちら
2006-11-18 14:59

連載投稿(2)当面はFTA・EPAから共同体構築を

鈴木 馨祐  衆議院議員
 複数国リード型の共同体を考えるとき、EUがなぜここまでの共同体となったのかは非常に良い題材である。EUの地域は歴史を遡ればローマ帝国という共通の祖にたどり着くのであって、現在のように多くの国、大国が並立するようになったのは、あくまでもその後である。このことが意味することは非常に大きいのではないだろ...▶続きはこちら
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総論稿数:4712本
東アジア共同体評議会