NEAT・EAF関連活動

東アジア研究所連合(NEAT)

 東アジア研究所連合(The Network of East Asian Think tanks) (NEAT)は、「ASEAN+3」首脳会議の要請により「東アジア・ヴィジョン・グループ」(EAVG)「東アジア・スタディ・グループ」(EASG)が提出した報告書の中で提案されたトラック2の国際組織であり、2003年5月の「ASEAN+3」外相会議で承認され、同年9月に中国政府のイニシアティブにより北京で設立された。ASEAN加盟10カ国と日中韓を合わせた13カ国の知的人材を動員して、東アジア地域協力に知的支援を与えることを目的とした、政府公認のシンクタンクのネットワークであるが、各国内において共通の問題意識が広がり、地域の連帯感を醸成することも、目的としている。NEATは年に一度総会を開催しているが、その年次総会で採択される政策提言は「ASEAN+3」首脳会議に提出され、留意される。



第38回国別代表者会義 2023年 7月17日(中国、オンライン)

 「東アジア研究所連合(NEAT)」の第38回国別代表者会議が、7月17日に、ASEAN+3(日中韓)の13カ国からシンクタンク代表者、有識者等合わせて37名を迎え、中国のホストのもとオンラインで開催された。

 CCMでは、過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する「東アジアにおける食料安全保障の強化に向けて」WG(日本主催)、「一帯一路構想:アジアの連結性強化を目的とするパートナーシップ」(ラオス主催)、「ASEAN+3の活性化:機能的協力の強化と可視性の向上に向けて」(韓国、インドネシア共催)の作業部会(WG)の研究成果が報告されたあと、その審議を経て、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。


NEAT政策提言メモランダム
Memorandum No.20 [PDF]


NEAT作業部会報告書(WG)



「東アジアにおける食料安全保障の強化に向けて」WG 2023年6月21日(東京)

 日本主催の「東アジアにおける食料安全保障の強化に向けて」WGが、ASEAN+3各国の代表者を東京に招いて、6月21日に都市センターホテルにて開催された。


プログラム(PDF)

Curriculum Vitae(PDF)



第37回国別代表者会義 2023年 3月31日(中国、オンライン)

 「東アジア研究所連合(NEAT)」の第37回国別代表者会議が、3月31日に、ASEAN+3(日中韓)の13カ国からシンクタンク代表者、有識者等合わせて32名を迎え、NEAT中国(中国外交学院アジア研究所)のホストのもとオンラインで開催された。

 CCMでは、2023年度のNEATの諸活動の報告などの他、今年度、NEAT日本、インドネシア、韓国、ラオスが主催する個別テーマによる作業部会(WG)の設置が提起された。


NEAT第37回CCMメモ



第36回国別代表者会義 2022年 9月6日(ラオス、オンライン)

 「東アジア研究所連合(NEAT)」の第36回国別代表者会議が、9月6日に、ASEAN+3(日中韓)の13カ国からシンクタンク代表者、有識者等合わせて40名を迎え、ラオスのホストのもとオンラインで開催された。

 CCMでは、過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する「社会経済発展の新たな原動力となるデジタルトランスフォーメーション」WG(ベトナム主催)、「パンデミック下の持続可能、包括的、回復力のある社会経済成長」(ラオス主催)、「APTにおける第三国市場協力の深化」(中国主催)、「COVID-19パンデミックから得られる戦略的コミュニケーション」(フィリピン主催)、「SDGsにおける東アジアの連携」(韓国主催)、「東アジアにおけるカーボン・ニュートラルの達成に向けて」(日本主催)の作業部会(WG)の研究成果が報告されたあと、その審議を経て、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。


NEAT政策提言メモランダム
Memorandum No.19 [PDF]


NEAT作業部会報告書(WG)



第35回国別代表者会義 2022年 4月27日(ラオス、オンライン)

 「東アジア研究所連合(NEAT)」の第35回国別代表者会議が、4月27日に、ASEAN+3(日中韓)の13カ国からシンクタンク代表者、有識者等合わせて35名を迎え、ラオス(ラオス国際問題研究所)のホストのもとオンラインで開催された。

 CCMでは、2021年度のNEATの諸活動の報告などの他、今年度、各国が主催する個別テーマによる作業部会(WG)の設置が提起され、承認された。


NEAT第35回CCMメモ



第34回国別代表者会義 2021年 9月1日(フィリピン、オンライン)

 「東アジア研究所連合(NEAT)」の第34回国別代表者会議が、9月1日に、ASEAN+3(日中韓)の13カ国からシンクタンク代表者、有識者等合わせて46名を迎え、フィリピンのホストのもとオンラインで開催された。

 CCMでは、過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する「気候変動と持続可能な発展」WG(中国主催)、「COVID-19に対するAPT協力」(インドネシア主催)、「東アジアにおける2050年カーボンニュートラルの達成に向けて」(日本主催)、「人間の安全保障におけるAPT協力」(韓国主催)、「デジタル分野における中小企業協力」(フィリピン主催)の作業部会(WG)の研究成果が報告されたあと、その審議を経て、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。


NEAT政策提言メモランダム
Memorandum No.18 [PDF]


NEAT作業部会報告書(WG)



第33回国別代表者会義 2021年 4月20日(フィリピン、オンライン)

 「東アジア研究所連合(NEAT)」の第34回国別代表者会議が、4月20日に、ASEAN+3(日中韓)の13カ国からシンクタンク代表者、有識者等合わせて41名を迎え、フィリピンのホストのもとオンラインで開催された。

 CCMでは、2020年度のNEATの諸活動の報告などの他、今年度、各国が主催する個別テーマによる作業部会(WG)の設置が提起され、承認された。


NEAT第33回CCMメモ



第32回国別代表者会義 2020年 11月18日(インドネシア、オンライン)

 「東アジア研究所連合(NEAT)」の第32回国別代表者会議が、11月18日に、ASEAN+3(日中韓)の13カ国からシンクタンク代表者、有識者等合わせて28名を迎え、インドネシアのホストのもとオンラインで開催された。

 CCMでは、過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する「東アジアにおける新型コロナ・ウイルスに対する包摂的、強靭的、持続可能的な連結性強化」(日本主催)の作業部会(WG)の研究成果が報告されたあと、その審議を経て、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。


NEAT政策提言メモランダム
Memorandum No.17 [PDF]


NEAT作業部会報告書(WG)



第31回国別代表者会議、第17回年次総会 2019年 8月22日-23日(東京)

 「東アジア研究所連合(NEAT)」の第31回国別代表者会議と第17回年次総会が、8月22~23日に、ASEAN+3(日中韓)の13カ国からシンクタンク代表者、有識者等合わせて49名を迎え、東京で開催された。

 CCMでは、過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する「東アジアにおける社会文化連結性に向けた文化的ネットワークの構築」(韓国主催)、「東アジアにおける持続可能な社会の構築に向けて」(日本主催)の2つの作業部会(WG)の研究成果が報告されたあと、その審議を経て、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。


NEAT政策提言メモランダム
Memorandum No.16 [PDF]


NEAT作業部会報告書(WG)



第30回国別代表者会議 2019年 5月10日(東京)

 「東アジア研究所連合(NEAT)」の第30回国別代表者会議が5月10日、東京で開催された。今次CCMは、ASEAN+3(日中韓)の13カ国からシンクタンク代表者、有識者等合わせて25名を迎え、活発な議論を行った。


「東アジア研究所連合(NEAT)」第30回国別代表者会議(CCM)メモ




第16回年次総会 2018年 9月17日-18日(ミャンマー・ヤンゴン)

 ASEAN+3首脳会議の傘下に関係13カ国のシンクタンクを糾合した「東アジア研究所連合(NEAT)」は、その第29回国別代表者会議(CCM)と第16回年次総会を、9月17~18日にヤンゴンにおいてミャンマー戦略国際問題研究所および中国外交学院の共催により開催した。

 ASEAN+3の研究所から32名の関係者が出席したが、日本からは、伊藤剛当評議会副議長のほかに、坪田邦夫日本農業研究所客員研究員、菊池誉名当評議会常任副議長・事務局長の計3名が参加した。

 CCMでは、過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する「東アジア経済共同体のブループリント作成に向けて」(中国主催)、「東アジア社会・文化共同体の連結性」(韓国主催)、「東アジア食料安全保障メカニズムの再構築:東アジア緊急コメ備蓄(APTERR)の枠組みを活用した貧困・弱者支援や防災教育の実現可能性」(日本主催)、「相互協力による共生社会の創設」(タイ主催)の4つの作業部会(WG)の研究成果が報告されたあと、その審議を経て、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。


NEAT政策提言メモランダム
Memorandum No.15 [PDF]


NEAT作業部会報告書(WG)



第15回年次総会 2017年 9月6日-8日(韓国・釜山)

 ASEAN+3首脳会議の傘下に関係13カ国のシンクタンクを糾合した「東アジア研究所連合(NEAT)」は、その第27回国別代表者会議(CCM)と第15回年次総会を、9月6~8日に釜山において韓国東南アジア研究所の主催により開催した。
 ASEAN+3の研究所から33名の関係者が出席したが、日本からは、団長の石垣泰司当評議会議長のほかに、団員として小野太一政策研究大学院大学教授、四方立夫エコノミスト、島崎謙治政策研究大学院大学教授、菊池誉名当評議会副議長・事務局長の計5名が参加した。
 CCMでは、過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する「中小企業協力」(中国主催)、「海洋汚染に対する協力」(インドネシア主催)、「アクティブ・エイジング」(タイ主催)、「東アジアにおける高齢化と医療保健システム」(日本主催)の4つの作業部会(WG)の研究成果が、報告されたあと、その審議を経て、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。



NEAT作業部会報告書(WG)



第14回年次総会 2016年 7月27日-29日(タイ・バンコク)

 ASEAN+3首脳会議の傘下に関係13カ国のシンクタンクを糾合した「東アジア研究所連合(NEAT)」は、その第25回国別代表者会議(CCM)と第14回年次総会を、7月27~29日にバンコクにおいてASEAN大学連合の主催により開催した。
 ASEAN+3の研究所から43名の関係者が出席したが、日本からは、団長の石垣泰司当評議会議長のほかに、団員として五十嵐中東京大学特任准教授、矢野卓也日本国際フォーラム研究センター長、伊藤将憲日本国際フォーラム事務局長の計4名が参加した。
 CCMでは、過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する「非正規移民」(タイ主催)、「東アジア経済共同体への道」(中国主催)、「東アジアにおける保健分野の協力」(日本主催)、「NEATの持続可能性」(韓国主催)の4つの作業部会(WG)の研究成果が、報告されたあと、その審議を経て、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。


 東アジア研究所連合(NEAT)第25回国別代表者会議(CCM)・第14回年次総会報告書 (PDF)


NEAT作業部会報告書(WG)



第13回年次総会 2015年 9月6日-8日(インドネシア・バンドン)

 ASEAN+3首脳会議の傘下に関係13カ国のシンクタンクを糾合した「東アジア研究所連合(NEAT)」は、その第23回国別代表者会議(CCM)と第13回年次総会を、9月6~8日にバンドンにおいてインドネシア国立大学の主催により開催した。
 ASEAN+3の13ヶ国の研究所から54名の関係者が出席したが、日本からは、団長の石垣泰司当評議会議長のほかに、団員として山田吉彦東海大学教授、脇田和美東海大学准教授、菊池誉名当評議会副議長の計4名が参加した。
 CCMでは、過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する「貧困削減」(中国主催)、「都市化」(シンガポール主催)、「東アジアにおける海洋協力」(日本主催)、「シームレスな連結性」の4つの作業部会(WG)の研究成果が、報告されたあと、その審議を経て、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。


 東アジア研究所連合(NEAT)第23回国別代表者会議(CCM)・第13回年次総会報告書 (PDF)


NEAT作業部会報告書(WG)



第12回年次総会 2014年 9月28日-30日(カンボジア・プノンペン)

 ASEAN+3首脳会議の傘下に関係13カ国のシンクタンクを糾合した「東アジア研究所連合(NEAT)」は、その第21回国別代表者会議(CCM)と第12回年次総会を、9月28~30日にプノンペンにおいてカンボジア外務国際協力省ASEAN総局の主催により開催した。
 ASEAN+3の13ヶ国の研究所から49名の関係者が出席したが、日本からは、団長の石川薫当評議会常任副議長のほかに、団員として杉村美紀上智大学学術交流担当副学長、菊池誉名当評議会事務局長の計3名が参加した。
 CCMでは、過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する「APT協力強化を通じたRECPプロセスの加速」(中国主催)、「東アジアにおける採取産業ガバナンス」(インドネシア主催)、「人と人との連結性強化」(日本主催)、「都市化の新しい波」の4つの作業部会(WG)の研究成果が、報告されたあと、その審議を経て、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。


 東アジア研究所連合(NEAT)第21回国別代表者会議(CCM)・第12回年次総会報告書 (PDF)


NEAT作業部会報告書(WG)



NEAT「東アジア人と人との連結性強化」作業部会(2013年度)国際会合 2013年 7月26-27日(東京)



第11回年次総会 2013年 8月25日-27日(マレーシア・クアラルンプール)

 ASEAN+3首脳会議の傘下に関係13カ国のシンクタンクを糾合した「東アジア研究所連合(NEAT)」は、その第19回国別代表者会議(CCM)と第11回年次総会を、8月25~27日にクアラルンプールにおいてマレーシア戦略国際問題研究所の主催により開催した。
 ASEAN+3の13ヶ国の研究所から78名の関係者が出席したが、日本からは、団長の平林博当評議会常任副議長のほかに、団員として石川薫当評議会常任副議長、佐藤禎一国立東京博物館名誉館長、進藤榮一筑波大学大学院名誉教授の4名および事務局より菊池誉名、伊藤将憲の2名の計6名が参加した。
 CCMでは、過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する「包括的成長」(インドネシア・シンガポール共催)、「金融インフラ連結性」(中国主催)、「人と人との連結性強化」(日本主催)の3つの作業部会(WG)の研究成果が、報告されたあと、その審議を経て、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。


 東アジア研究所連合(NEAT)第19回国別代表者会議(CCM)・第11回年次総会報告書 (PDF)


NEAT作業部会報告書(WG)



NEAT「東アジア人と人との連結性強化」作業部会(2013年度)国際会合 2013年 7月26-27日(東京)



第10回年次総会 2012年 8月26日-28日(中国・北京)

 ASEAN+3首脳会議の傘下に関係13カ国のシンクタンクを糾合した「東アジア研究所連合(NEAT)」は、その第17回国別代表者会議(CCM)と第10回年次総会を、8月26~28日に北京において中国外交学院の主催により開催した。 ASEAN+3の13ヶ国の研究所から47名の関係者が出席したが、日本からは、団長の平林博当評議会常任副議長のほかに、団員として石垣泰司当評議会副議長、岡﨑健二政策研究大学院大学教授、坂本正弘日本国際フォーラム客員上席研究員、進藤榮一筑波大学大学院名誉教授、羽場久美子青山学院大学教授の6名および事務局より菊池誉名、高畑洋平の2名の計8名が参加した。 CCMでは、過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する「NEAT今後の10年」(中国主催)、「防災協力」(日本主催)、「文化交流」(韓国主催)、「包括的成長」(シンガポール・インドネシア共催)の4つの作業部会(WG)の研究成果が、報告されたあと、その審議を経て、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。


 東アジア研究所連合(NEAT)第17回国別代表者会議(CCM)・第10回年次総会報告書 (PDF)


NEAT作業部会報告書(WG)



NEAT「東アジア防災協力」作業部会(2012年度)国際会合2012年 7月26-27日 (東京)

 伊藤議長歓迎夕食会スピーチ (英文・PDF) はこちらからお読みいただけます。



第9回年次総会 2011年 8月10日-12日(ベトナム・ダナン)

 ASEAN+3首脳会議の傘下に関係13カ国のシンクタンクを糾合した「東アジア研究所連合(NEAT)」の第9回年次総会と第15回国別代表者会議が、さる8月10-12日ベトナム・ダナンにおいてベトナム外交学院戦略研究所の主催により開催された。
本年のNEAT年次総会には、ブルネイを除く12ヶ国の研究所から45名の関係者が出席したが、日本からは、団長の平林博日本国際フォーラム副理事長・当評議会常任副議長に加え、団員として石垣泰司日本国際フォーラム参与、岡﨑健二政策研究大学院大学教授、河合正弘アジア開発銀行研究所所長、小堀深三世界平和研究所特任研究顧問、羽場久美子青山学院大学教授の5名および菊池誉名、太田徹の当評議会事務局員2名が参加した。
 過去一年間のNEATの政策研究活動を代表する4つの作業部会(WG)の報告は、「防災協力(1)」(中国主催)、「文化交流」(韓国主催)、「防災協力(2)」(日本主催)、「貿易・投資協力」(中国主催)の順序で、まず年次総会に報告されたあと、その審議を経て、国別代表者会議に提出され、最終的に「NEAT 政策提言メモランダム」としてとりまとめられた。


 東アジア研究所連合(NEAT)第9回総会(AC)・第15回国別代表者会議(CCM)報告書 (PDF)


NEAT作業部会報告書(WG)



NEAT「東アジア防災協力」作業部会(2011年度)国際会合2011年 7月6-7日 (東京)

 伊藤議長歓迎夕食会スピーチ (英文・PDF) はこちらからお読みいただけます。



第8回年次総会 2010年 8月23日-24日(フィリピン・マニラ)

 ASEAN+3首脳会議の傘下に関係諸国13カ国のシンクタンクを糾合した「東アジア研究所連合(NEAT)」の第8回年次総会と第13回国別代表者会議が、さる8月22-23日マニラにおいてフィリピン開発研究所の主催により開催された。
本年のNEAT総会には、関係13ヶ国のシンクタンクから45名の関係者が出席したが、日本からは、団長の平林博日本国際フォーラム副理事長・当評議会常任副議長に加え、団員として大賀圭治日本大学教授、河合正弘アジア開発銀行研究所長、近藤健彦明星大学教授、進藤榮一筑波大学名誉教授、廣野良吉成蹊大学名誉教授の当評議会有識者議員5名および矢野卓也、菊池誉名の当評議会事務局員2名が参加した。
 「食料安全保障」、「金融協力」、「文化交流」、「投資協力」、「水資源管理」、「東アジア地域構造」の6つの作業部会から、その研究成果が年次総会に報告されたあと、国別代表者会議において年次総会の審議の模様も踏まえつつ、本年度の「NEAT政策提言メモランダム」の作成作業が行われた。


 東アジア研究所連合(NEAT)第8回総会(AC)・第13回国別代表者会議(CCM)報告書 (PDF)


NEAT作業部会報告書(WG)



NEAT「東アジア食料安全保障」作業部会(2010年度)国際会合2010年 7月8-9日 (東京)

 伊藤議長歓迎夕食会スピーチ (英文・PDF) はこちらからお読みいただけます。



第7回年次総会 2009年 8月30日-9月1日(韓国)

 8月30日―9月1日に、韓国・ソウルにおいて「東アジア研究所連合(NEAT)」の第7回年次総会(AC)と第11回国別代表者会議(CCM)が韓国東南アジア研究所の主催で開催された。本年のNEAT総会には、11ヶ国のシンクタンク代表者計37名が参加したが、日本からは、伊藤憲一日本国際フォーラム理事長・東アジア共同体評議会議長(団長)のほか、大賀圭治日本大学教授、河合正弘アジア開発銀行研究所所長、小西正樹東アジア共同体評議会常任副議長、進藤榮一筑波大学名誉教授、廣野良吉成蹊大学名誉教授、矢野卓也東アジア共同体評議会事務局長の計7名が出席した。
本年のNEAT作業部会は、東アジア地域における「金融協力」、「環境協力」、「文化交流」、「投資協力」、「食料安全保障」の5つのテーマについて作業を進めてきたが、その成果はまず総会に報告され、つぎに国別代表者会議で政策提言にとりまとめられた。


東アジア研究所連合(NEAT)第7回総会(AC)・第11回国別代表者会議(CCM)報告書 (PDF)


NEAT作業部会報告書(WG)



NEAT「東アジア食料安全保障」作業部会(2009年度)国際会合 2009年 7月1-2日(東京)

 伊藤議長歓迎夕食会スピーチ (英文・PDF) はこちらからお読みいただけます。



第6回年次総会 2008年 8月24-25日(インドネシア)

 8月24-25日に、インドネシア・バリ島において「東アジア研究所連合(NEAT)」の第6回年次総会(AC)と第9回国別代表者会議(CCM)がインドネシア大学東アジア協力研究センターの主催で開催された。本年の総会および国別代表者会議には、11カ国のシンクタンク代表者・有識者等約50名が参加したが、日本からは、伊藤憲一日本国際フォーラム理事長・東アジア共同体評議会議長(団長)のほか、小笠原高雪山梨学院大学教授、河合正弘アジア開発銀行研究所所長、進藤榮一筑波大学名誉教授、成田弘成桜花学園大学教授、廣野良吉成蹊大学名誉教授、山澤逸平一橋大学名誉教授、村上正泰東アジア共同体評議会常任副議長、中島貴彦日本国際フォーラム事務局員補の計9名が参加した。   今次総会・国別代表者会議では、東アジア地域における「環境協力」、「金融協力」、「投資協力」、「文化交流の増進」、「移民労働の協力枠組み」、「NEATの将来の方向性」の6つの作業部会から報告を聴取し、審議を行った。


 NEAT第6回総会・第9回国別代表者会議報告書 (PDF)


NEAT作業部会(WG)



NEAT「東アジア環境協力」作業部会(2008年度)会合 2008年 6月11日 (東京)

 作業部会会合メモ (PDF) はこちらからお読みいただけます。



第5回年次総会 2007年 8月20-22日 (シンガポール)

 2007年8月20-21日、シンガポールにおいて「東アジア研究所連合(NEAT)」の第5回年次総会が開催された。同総会はシンガポール国立大学東アジア研究会が主催し、ASEAN+3(APT)の13ヶ国のシンクタンク代表・有識者等約60名が参加して開催された。日本からは、団長の伊藤憲一東アジア共同体評議会議長・日本国際フォーラム理事長のほか、河合正弘アジア開発銀行研究所所長、進藤榮一筑波大学名誉教授、長谷川浩一国際金融情報センター・シンガポール事務所長、廣野良吉成蹊大学名誉教授、本名純立命館大学准教授、山下英次大阪市立大学教授、村上正泰当評議会常任副議長代行副議長、矢野卓也当評議会事務局副査の計9名が参加した。
 今次総会では、6つの作業部会から1年間にわたる作業成果が報告された。総会の議論は、本年11月にシンガポールで開催されるAPT首脳会議にNEATからの「政策提言」として提出されるが、NEATの最高意思決定機関である国別代表者会議(CCM)において配布された原案が、6つの作業部会の要約に終始するものであったため、日本(伊藤団長)より「東アジア共同体の目標、原理、価値」に言及するべきであるとして、一昨年のクアラルンプール総会でも合意されている「good governance, the rule of law, democracy, human rights, and international law and norms」を本年も「政策提言」に取り込むことが承認された。


 第5回NEATシンガポール総会報告書 (PDF)

 伊藤憲一議長開幕挨拶(英文・PDF)


NEAT作業部会(WG)



NEAT「東アジア共同体構築の全体構造」作業部会(2007年度)国際会合 2007年 6月13-14日 (東京)

 WG国際会合メモ (PDF) はこちらからお読みいただけます。

 伊藤議長歓迎夕食会スピーチ (英文・PDF) はこちらからお読みいただけます。



第6回カントリー・コーディネーターズ・ミーティング(CCM) 2006年 11月20日 (カンボジア・シエムリアプ)



第4回年次総会 2006年 8月22-23日 (クアラルンプール)

 2006年8月21-23日、マレーシアのクアラルンプールにおいて「東アジア研究所連合(NEAT)」の第4回年次総会が開催された。同総会はマレーシア戦略国際問題研究所が主催し、ASEAN+3(APT)の13ヵ国からシンクタンク代表者・有識者等約70名が参加して開催された。日本からは、伊藤憲一日本国際フォーラム理事長、浅見唯弘国際通貨研究所顧問、白石隆政策大学院大学副学長、吉富勝経済産業研究所所長、杉内直敏日本国際フォーラム参与、渡邊繭東アジア共同体評議会事務局次長の6名が出席した。今次総会の議論は「政策提言メモランダム」として採択され、APT外相会議を経てAPT首脳会議に報告されることになったが、予め7つの作業部会に分かれて13ヶ国間の議論を尽くしてきた「各論」部分については、大きな争点がなかったこともあり、議論は「総論」部分の「東アジア共同体(EAC)の目標、原理、価値」に集中した。... more


 日本国際フォーラム伊藤理事長開会挨拶 (英文・PDF)

 第4回NEAT総会出席の所感(メモ) (PDF)

 政策提言 (英文・PDF)


NEAT作業部会(WG)



NEAT「東アジア共同体構築の全体構造」作業部会(2006年度)国際会合 2006年 4月24-25日 (東京)

 第2回作業部会概要メモ (PDF) はこちらからお読みいただけます。

 伊藤理事長歓迎夕食会スピーチ (英文・PDF) はこちらからお読みいただけます。



第3回年次総会 2005年 8月22-23日(東京) [PDF]

NEAT東京総会のもよう
NEAT東京総会のもよう

 「東アジア研究所連合(NEAT)」の第3回年次総会が8月21-23日、東京で開催された。一昨年の北京、昨年のバンコク総会につづく本年の東京総会には、ASEAN+3(日中韓)の13カ国からシンクタンク代表者、有識者等合わせて96名を迎え、3日間にわたって活発な議論を行った。 本総会は、日本のNEATカントリー・コーディネータ(CC)である日本国際フォーラムが主催したが、日本からは「東アジア共同体評議会」関係者26名を中心に、37名が出席した。 本総会はその最終セッションで、東アジアにおける共同体構築の指導理念や推進原則について、その総意をとりまとめ、これを「 政策提言」の形で採択した。 この「政策提言」は、2005年12月にクアラルンプールで開催されたASEAN+3サミットに提出され、その議長声明において言及され(第5項)、各国政府がこれ検討すべき旨明記された。 前2回の総会と今回の東京総会の最大の違いは、今回の東京総会からNEATがはっきりとした主体性をもって、東アジア共同体のあるべき姿について発言し、それを首脳レベルの最高意思決定過程に反映させようと動き始めたことであろう。前回総会に際しNEATはその最高意思決定機関としてカントリー・コーディネーター会議(CCM)を設置したが、その後CCMのイニシアティブによりNEATは6つ作業部会(WG※)を立ち上げた。WGの議論が東京総会の議論を活性化したことは間違いない。 なお、次回総会はマレーシアで開催されることが決まった。


議事録: 8月22日8月23日 (英文・PDF)
プレスリリース (PDF)
政策提言 (英文・PDF)
議長声明 (英文)


NEAT作業部会(WG)



第2回年次総会 2004年 8月16-17日 (タイ・バンコク)

 第2回年次総会は、2004年8月16-17日にバンコクにおいてタイのNEATカントリー・コーディネータであるタマサート大学東アジア研究所の主催により開催され、日本からは伊藤憲一当評議会議長・日本国際フォーラム理事長、猪口孝東京大学教授、浦田秀次郎早稲田大学教授、神保謙日本国際フォーラム研究主幹、田中明彦東京大学教授、平塚大祐アジア経済研究所新領域研究センター地域統合研究グループ長、廣野良吉成蹊大学名誉教授、吉冨勝経済産業研究所所長の8名が参加した。16、17日には「東アジア共同体に向かって」「経済協力」「政治・安全保障協力」「社会・文化協力」「制度化」の5セッションに分かれて、議論を行った。 また、最終第6セッションでは「NEAT基本原則と枠組」が採択された。また、8月16日夕食会では、伊藤憲一日本国際フォーラム理事長が、基調スピーチを行った。... more


 第2回NEAT総会概要メモ (PDF) はこちらからお読みいただけます。

 伊藤憲一議長夕食会基調スピーチ (英文・PDF) はこちらからお読みいただけます。



第1回年次総会 2003年 9月29-30日 (中国・北京)

 第1回年次総会は、2003年9月23-30日に北京にて開催され、ASEAN10カ国と中国、日本、韓国からシンクタンク代表や学識経験者が多数参加し、今後地域内のシンクタンクをネットワーク化し、東アジア地域協力強化のための知恵を動員してゆくことが確認された。日本からは「国内調整窓口」(Country Coordinator)となる日本国際フォーラムを代表して神保謙研究主幹が出席したほか、学識経験者として田中明彦、廣野良吉、吉冨勝、平塚大祐、伊藤憲一の5名が参加した。... more


NEATホームページ: http://www.neat.org.cn/main.htm

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