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2018-03-31 23:01
植民地統治時代の受け止め方の違い
田村 秀男
ジャーナリスト
最近、20年ぶりに台湾を訪れた。李登輝元台湾総統に代表される日本語を話せる世代は高齢化のために数少なくなったが、現地の人々の親日ムードは以前にも劣らない。台北近郊、国際空港のある桃園市では、日本による統治時代の神社がきれいに修復、保存され、ゴミ一つもない。特有の清らかで静謐(せいひつ)な雰囲気の中...
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2018-03-29 23:06
立憲主義は民主主義とセットでなければ無意味
倉西 雅子
政治学者
今月11日、中国の全国人民代表大会は、国家主席の任期を2期10年までと定めていた憲法改正案を可決し、習近平国家主席の3期続投を阻む憲法上の障壁は消滅しました。終身国家主席への布石とも評されており、同改正案が習主席の意向を受けたものであることは疑いようもありません。凡そ腐敗追放運動と軌を一にして遂行...
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2018-03-28 22:01
なぜ仮想通貨が世にはばかるのか
田村 秀男
ジャーナリスト
ビットコインなど仮想通貨は相場がたったひと月で2倍になったり、半値になったりと激しく動く投機の塊だ。交換所からの巨額の資金流出事件も起きるし、犯罪組織の不正資金の温床にもなるなど、社会的には問題だらけだ。にもかかわらず、仮想通貨がますます世にはばかるのはなぜか。それを考える前にまず質問。目に見えな...
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2018-03-27 10:03
(連載2)米朝首脳会談での金正恩の狙いと落としどころ
斎藤 直樹
山梨県立大学教授
第一段階として非核化の対象となる核関連施設や核関連活動の申告を金正恩が行う。続いて第二段階として核関連施設や核関連活動の凍結の履行に移る。第三段階として核関連施設の無能力化を実施することにより非核化を完遂する。6国協議でお馴染みの「言葉対言葉」、「行動対行動」の原則に従い、これらの段階ごとに北朝鮮...
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2018-03-26 21:55
(連載1)米朝首脳会談での金正恩の狙いと落としどころ
斎藤 直樹
山梨県立大学教授
金正恩朝鮮労働党委員長が示唆したとされる非核化の意思表示が2018年5月までの米朝首脳会談の開催を導く端緒となった。金正恩が非核化に真摯に応じることがあるのであれば、朝鮮半島の平和と安全にとって大きな前進となる。とは言え、その可能性は残念ながら低いのではないかと推察される。これまで「責任ある核保有...
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2018-03-23 20:44
中国の強国化を率いる紅二代布陣
加藤 隆則
汕頭大学長江新聞與伝播学院教授
習近平のスタイルは、毛沢東ら革命世代の二代目「紅二代」として、共産党の原点回帰、正統の継承にある。したがって党の一貫性、純潔性にこだわるが、従前の慣行をもとに「前例」や「不文律」といった基準を当てはめるのは慎んだほうがいいようだ。全国人民代表大会で選出された王岐山国家副主席の人事がそうだった。昨年...
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2018-03-23 20:14
最近の北朝鮮情勢や米台関係について
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
三重、アメリカ東海岸、鹿児島、青森と連日出張が続き、かつ地元選挙区のみならず永田町でも自分が事務局長を務める行政改革推進本部、金融調査会や青年局関連をはじめとした会議が目白押しで、国会の事務所にも地元の事務所にも立ち寄れない状況が続いていました。ちょうどワシントンにて会議に向かおうとしていたときに...
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2018-03-22 10:48
財務省だけ責めても無責任社会は変わらない
加藤 隆則
汕頭大学長江新聞與伝播学院教授
日本では財務省の改ざん文書問題で持ち切りだと聞く。まだ真相はわかっていないうえ、報道には外国語への翻訳が難しい「忖度」がたびたび引用されているので、いかに中国の学生たちにこの事件を説明したらよいのか、戸惑っている。日本語のネットで「超エリート集団の財務省ともあろうものが…」という表現を目にしたが、...
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2018-03-21 08:54
(連載2)米朝首脳会談に向けた落とし穴
斎藤 直樹
山梨県立大学教授
第3回核実験までは核爆弾の爆発実験であり弾道ミサイル上部に搭載する核弾頭の爆発実験ではなかったと目される。ところが、2016年1月の第4回実験において「ブースト型原爆」実験が行われたのに続き、同年9月の第5回実験では核弾頭の爆発実験が行われたと見られる。さらに2017年9月の第6回核実験において爆...
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2018-03-20 12:32
(連載1)米朝首脳会談に向けた落とし穴
斎藤 直樹
山梨県立大学教授
非核化の意思表示、核実験の停止、弾道ミサイル発射の停止、米韓合同軍事演習の容認など、金正恩朝鮮労働党委員長が示唆したとされる「四つの譲歩」を評価し米朝首脳会談の開催をトランプ大統領は決断したとのことである。とは言え、こうした譲歩を鵜呑みにして金正恩が真摯に核を放棄すると考えることは、北朝鮮との間で...
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2018-03-16 17:26
中国の憲法修正に関するもう一つの解釈
加藤 隆則
汕頭大学長江新聞與伝播学院教授
1982年憲法は、「終身主席」の毛沢東に対する個人崇拝によって文化大革命の災難がもたらされた反省から、国家主席の任期を2期、10年に限定した。文革期、国家主席だった劉少奇は、毛沢東の指導した大衆運動によってつるし上げられ、最後は河南省開封の銀行倉庫で、名前も伏せられたまま息を引き取った。私も訪問し...
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2018-03-16 00:56
(連載2)金正恩の「四つの譲歩」を考える
斎藤 直樹
山梨県立大学教授
金正恩は当初、対米ICBMを完成させることを通じ対米核攻撃能力を獲得し、その勢いでトランプとの米朝核交渉に入り、その席上、法外とも思われる一連の要求を突きつけたいと目論んだ節があった。その要求とは核保有の容認、経済制裁の解除、米朝平和協定の締結、在韓米軍の撤収、米朝国交正常化など、とてもトランプに...
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2018-03-15 07:29
(連載1)金正恩の「四つの譲歩」を考える
斎藤 直樹
山梨県立大学教授
金正恩朝鮮労働党委員長が2018年元旦の「新年の辞」においてピョンチャン・オリンピックへの参加の意思を表明して以降、それまで軍事衝突に向けて突き進んでいた感のあった朝鮮半島情勢がにわかに緩和に向けて動き出した感がある。1月7日に南北対話が始まり、オリンピック開催式に金正恩の実妹の金与正(キム・ヨジ...
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2018-03-14 23:18
緊縮財政や増税の尻拭いをするのが日銀ではない
田村 秀男
ジャーナリスト
昨夏、早稲田大学建学の祖として大隈重信と並び称される小野梓の出身地、高知県宿毛市を訪ね、碑に刻まれた言葉に見入った。「国民精神の独立は実に学問の独立に由る」。今の日本の経済学に欠けているのはこの気概ではないか。ひたすら財務省にすり寄る御用学者たちは、1997年の消費税増税が20年デフレのきっかけに...
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2018-03-13 10:16
習近平体制下の中国はどこに向かうのか?
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
3月3日午後から4日午前までの日程で、東アジアの安全保障に関する会議に出席するため台北に出張し、台湾、フィリピン、韓国の国会議員と共にパネルに参加し日本の立場などについてスピーチしました。この場でも、中国の今後の動向に大きな関心が向けられました。
特に台湾海峡は尖閣列島を含む東シナ海、南シ...
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2018-03-10 11:59
(連載2)「日中関係は改善」との宣伝について
加藤 隆則
汕頭大学長江新聞與伝播学院教授
「日中関係は最悪」と言われた2012年当時、私は北京で特派員をしていたが、現地で暮らす日本の駐在員たちと同様、こうしたメディアの枕詞に違和感を持っていた。そこで、同じ気持ちを共有している新聞・通信・テレビの仲間に呼びかけ、『日中対立を超える「発信力」──中国報道最前線 総局長・特派員たちの声』(2...
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2018-03-09 04:09
(連載1)「日中関係は改善」との宣伝について
加藤 隆則
汕頭大学長江新聞與伝播学院教授
河野外相の訪中、そして年内の李克強首相の訪日予定と政治スケジュールが続き、日中の両国政府からはさかんに「改善」のアピールが行われている。メディアはそのストーリーを安易に信じ込み、政治宣伝の片棒を担ぐ。これまで何度も繰り返されてきた茶番劇だが、記者も担当がコロコロ変わっているので、過去記事をなぞる金...
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2018-03-07 08:25
(連載2)北朝鮮核・ミサイル危機の破滅的結末の展望
斎藤 直樹
山梨県立大学教授
時機を逸することがあれば、北朝鮮領域の大部分が米韓連合軍によって占領されかねないと習近平指導部が判断すれば、米韓連合軍の北進を見計らい中国人民解放軍の軍事介入に踏み切る可能性が高い。米中間で軍事介入についての基本合意がないのであれば、北朝鮮領内において米韓連合軍と中国人民解放軍が出くわす可能性があ...
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2018-03-06 17:21
(連載1)北朝鮮核・ミサイル危機の破滅的結末の展望
斎藤 直樹
山梨県立大学教授
トランプ政権に疑問の余地がない形で対米核攻撃能力を獲得したことを金正恩指導部が実証しようとすれば、李容浩北朝鮮外相が2017年9月21日にほのめかした「太平洋上での水爆実験」の実施に移ることが想定される。すなわち、深夜に核弾頭搭載「火星15」型ICBM(大陸間弾道ミサイル)を通常軌道で太平洋方面に...
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2018-03-04 23:57
(連載2)受動喫煙防止について
鈴木 馨祐
衆議院議員(自由民主党)
思えば、石炭発電が急に最後の最後で重点化されたエネルギー基本計画、郵政の限度額引き上げ、受動喫煙と、既得権を持つ業界からの圧力が強い案件については、ここ数年かなり強引な形での取りまとめがされてきたことは否めません。それらについて最後まで反対し続けた自分の目からすれば、相当の反対がある状況で、党内で...
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