国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百家争鳴」
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2011-08-03 15:40

(連載)疑われるFIFAの見識(1)

山下 英次  大阪市立大学名誉教授
 女子サッカー世界杯における「なでしこジャパン」が示した不屈の精神と優勝は、日本中に大きな喜びをもたらした。国民栄誉賞が決まったことは良かったが、石原慎太郎都知事が提案したように、銀座辺りで凱旋パレードを開催した方が、国民はより盛り上がったのではないだろうか。また、3.11大震災後の復興を日本の再活...▶続きはこちら
2011-08-03 07:43

菅降ろしシミュレーション:4つのシナリオ

杉浦 正章  政治評論家
 「号泣万里」も今日辞任すればたいしたものだが、どうも涙で導火線が湿って、ぷすぷす音を立てていて定かでない。「8月政局」のきっかけがなかなか出てこないのだ。「海江田辞任」がなければ、どうも最終決着は月遅れの盆前には難しく、盆明けの下旬にまで持ち越しそうな雲行きだ。調子に乗って首相・菅直人が、またまた...▶続きはこちら
2011-08-02 10:25

「やらせ」の背後にあるマスコミの報道姿勢の問題点

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 原発を巡る公聴会で「やらせ」があったことに今頃気がついて、「天に代わりて不義を討つ。けしからん」といわんばかりのマスコミ報道には、いまさらのことながらあきれる他はない。あのテの集まりに「さくら」を動員するというのは、別に目新しいことではなく、おやりになっているのも、電力会社や原子力保安院に限った話...▶続きはこちら
2011-07-31 09:31

菅首相の「脱原発」とオバマ大統領の「核廃絶」の共通性

若林 洋介  学習塾経営
 菅首相の「脱原発」声明は、オバマ大統領の「核廃絶」プラハ演説によく似ている。菅声明を批判する論調では「工程表の裏づけも無しに唐突に声明するのはおかしい」ということが指摘されている。しかし、菅首相としては、フクシマ原発事故を体験した日本の総理として、理念あるいは努力目標としての「脱原発」を公言してお...▶続きはこちら
2011-07-29 07:30

海江田が辞めれば、ポスト菅の有力候補に

杉浦 正章  政治評論家
 まず「菅降ろし」が先決であろうに、民主党の代表選挙に若手が手を挙げて事実上スタートしかかっている。既成事実を作って首相・菅直人に辞任圧力をかけるのも一方法だが、なにやら号砲が鳴らないままスタートした草競馬のようで、ぱっとしない。本命は、満を持して走り出していないが、既に候補と目されている財務相・野...▶続きはこちら
2011-07-28 10:22

中国の強硬化と、問い直されるASEANの存在価値

岡崎研究所  シンクタンク
 南シナ海で中国とフィリピン、ベトナムとの間の緊張が高まっている折、CSIS のウェブサイト(6月21日付)で同研究所の Ernest Z. Bower が、また The Diplomat(同日付)で AEI の Gary Schmitt と Michael Mazza が、それぞれ ASEAN の...▶続きはこちら
2011-07-27 09:47

オバマ政権のラムズフェルド路線回帰は、歴史の皮肉!

川上 高司  拓殖大学教授
 4000億ドルをおよそ10年間で削減することを至上命題とするパネッタ新米国防長官は、予算削減の凄腕と言われ、国防費削減の期待がかかっている。国防費削減は新しいようで、実は古い積年の課題でもある。歴代国防長官を振り返ってみると、超合理的思考によって大胆な国防費削減を行ったことで知られる人物が2人いる...▶続きはこちら
2011-07-26 07:26

鳩山は“マニフェスト教祖”をやっている場合か

杉浦 正章  政治評論家
 「ペテン師だ」と首相・菅直人を決めつけたまではいいが、その「ペテン師降ろし」をことごとく批判・否定して、政界の足かせとなっているのが、前首相・鳩山由紀夫だ。批判は勝手にすればよいが、不信任決議をめぐり自分が菅にだまされたことによって、全ての問題を引き起こしたことは、とんと忘れている。この人物は自ら...▶続きはこちら
2011-07-25 11:09

民主主義的答責性不在の官僚への政治の丸投げ

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 民主党政権が誕生して以来お馴染みになったとも言える酷評に次ぐ酷評が、いまや極まった感がある。初代の鳩山総理大臣は異常値として論外であるとしよう。次の菅さんがどうしてこれほど評判が悪いのか。自民党政権末期の何人かの総理と比較して、どこがどれほど劣っているのか。このあたりが世論調査なるものの眉唾なとこ...▶続きはこちら
2011-07-22 10:04

米下院外交委員会で台湾問題公聴会が開かれたことの意味

岡崎研究所  シンクタンク
 6月16日、米下院外交委員会で久々に台湾問題に関する公聴会が開かれ、冒頭で、共和党のIleana Ros-Lehtinen 委員長および民主党のHoward L. Berman 前委員長が、揃って自由・民主主義の台湾支持を表明し、F-16 戦闘機の売却を支持しました。すなわち、レイティネン委員長は...▶続きはこちら
2011-07-21 09:44

(連載)時宜を逸した日米2プラス2(2)

高畑 昭男  ジャーナリスト
 第二は、対外的にも同盟の足並みがそろわず、日本に対する信頼低下を招いたことである。菅政権が2プラス2開催を渋っている間に、米中間では1月に胡錦濤・中国国家主席の訪米と米中首脳会談があり、5月には第3回米中戦略・経済対話があった。海洋権益拡大と覇権的行動を実力でエスカレートさせる中国に対し、米国が単...▶続きはこちら
2011-07-21 07:27

自民、「菅の手解散」に触手を伸ばす

杉浦 正章  政治評論家
 自民党の対民主党戦略が「菅降ろし」から「菅の手解散」へと微妙にかじを切りつつあるように見える。副総裁・大島理森の「第3次補正予算で震災復興への明確な指針が出れば、その後はもう選挙をやってもいいタイミングだ」という発言がそれを象徴している。秋の臨時国会で解散に追い込む「10月解散・11月選挙」説もさ...▶続きはこちら
2011-07-20 12:31

(連載)時宜を逸した日米2プラス2(1)

高畑 昭男  ジャーナリスト
 「中国は東シナ海、南シナ海で航行の自由との関係でいろいろな摩擦を生じている。地域諸国とともに、中国に責任ある建設的対応を求めていく必要がある」(松本剛明外相)「南シナ海の航行問題は地域の緊張をもたらしている。日米が地域諸国と協力してしっかりと対応していかなければならない。尖閣諸島に日米安保条約5条...▶続きはこちら
2011-07-18 09:04

目に余る、メディアの不勉強さと体制へのすり寄り

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 ペンタックスをリコーが買収するという記事を目にして、「いささかの感懐のようなものなきにしもあらず」だ。というのも、筆者がカメラというものに関心を抱くようになった頃(というのはほどとんど半世紀以上昔のことだが)、ペンタックスとリコーの製品イメージというのは、メジャーリーグと1A位の差があった。かたや...▶続きはこちら
2011-07-15 10:25

国際金融社会は日本の増税を歓迎する、なぜか?

田村 秀男  ジャーナリスト
 IMF(国際通貨基金)のラガルド新専務理事はさっそく副専務理事の定員(3人)をひとり増やし、中国代表を選んだ。日本財務省は以前から副専務理事を送り込んでいるが、もちろんアジアの代表でもあった。中国代表の追加で、中国は国際金融社会でいよいよ存在感を増すことになる。気になるのは、日本は今回の専務理事選...▶続きはこちら
2011-07-15 07:26

再生エネ法案、政局がらみで風前のともしび

杉浦 正章  政治評論家
 「これでは突撃したはいいが、菅君は玉砕だ」と民主党長老が漏らしている。確かに首相・菅直人が華々しく「脱原発」の大転換を打ち出したものの、政界、財界は言うに及ばず、労働界までが総スカンだ。首相発言は、ある意味でフクシマ以来の脱原発論の堀の深さを測る側面があったが、計った結果意外に浅いと分かり、少なく...▶続きはこちら
2011-07-13 23:36

ストレステストを持ち出す菅首相のご都合主義

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 福島の人災さえ終熄していないというのに、早くも「安全性は担保されたから、原発は稼働すべきだ」といいつのる一派がいれば、そのお先棒を担いだお粗末な大臣が、現地に乗り込む。それを首相が「知らなかった」というのも呆れるが、かてて加えてこの度は、ストレステストとやらを終わるまでは「稼働再開まかりならぬ」と...▶続きはこちら
2011-07-12 08:42

混迷に輪をかけた再稼働統一見解

杉浦 正章  政治評論家
 鳴り物入りで統一見解を出すと言いながら、出された見解は、原発再稼働に向けて何ら見通しを立てておらず、混迷は助長された。今夏の再稼働は絶望的となった。むしろ首相・菅直人が居座る限り再開困難とみた方がよい。経団連会長・米倉弘昌は机を叩いて怒りをぶちまけ、原発立地県からは苦渋の声が聞こえる。関与するはず...▶続きはこちら
2011-07-11 11:15

問われる豪州の防衛体制:自主防衛か、補完防衛か

岡崎研究所  シンクタンク
 米ブルッキングス研究所のウェブサイト6月1日付で、同研究所のJohn E. Angevine が「現在の豪州の防衛計画は、新型の航空機、艦船中心であり、この地域において豪州が期待されるシナリオにそぐわない、米国はグアム・ドクトリンを捨てて、米豪軍事計画の役割分担の調整を図るべきだ」と論じています。...▶続きはこちら
2011-07-08 21:11

大阪への副首都機能分散ではなく、京都への首都移転を

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 東京の石原知事と大阪の橋下知事が「大阪に副首都機能を分散すべきだ」という点で意見が一致したという。橋下知事の「国会議員百人よりも石原知事の一言の方が重みがある」という一言は、例によってピリリと人を刺す(sting)趣きがあるが、その点については深入りしない。それよりも、今回の大震災の事後処理に当た...▶続きはこちら
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