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2011-01-25 10:56
英語教育は"I have a book." が原点
四条秀雄
不動産業
先に「日本人の英語教育をどうするか?」に関して投稿しましたが、今日はより具体的に「"This is a book." ではなく、"I have a book." が基本なのだ」という持論を述べたいと思います。
外国語は、身体感覚で覚える必要がありますが、そのためには、母語のスイッチを切る必...
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2011-01-24 17:22
民主・自民両党とも、国民の要望を直視せよ!
浦木 赳治
大学院生
先日の菅政権による内閣改造は、何とか与謝野氏を引き込んで連立内閣の体を保ったが、政権の求心力を浮上させる道筋は未だ遠いようだ。政権として、国内経済の大胆なグローバル化には踏み切れず、労働・社会保障・幼保一体政策の改革も中途半端なものとなった。それだけでなく、小沢一郎元幹事長の起訴をめぐって果断な対...
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2011-01-24 10:48
菅首相よ、何のための外交演説だったのか?
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
首相は通常国会の冒頭で「施政方針演説」を行うことになっている。これは年に1回だ。アメリカ大統領の「一般教書演説」に匹敵する。日本の場合は通常国会以外にも首相が演説するが、こちらは「所信表明演説」と呼ばれる。「施政方針演説」は内外政策全般について、目指すべき方向や考え方を総合的に提示するものだ。歴代...
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2011-01-24 09:19
米中の実利外交と日本の「失われた10年」
李 鋼哲
北陸大学教授
新年早々の1月19~21日と、胡錦濤中国国家主席が訪米し、オバマ米大統領と首脳会談を行ない、「米中共同声明」も発表された。日本のマスコミ報道では、米中関係の問題点に主な焦点が当てられ、如何にも偏っているかに見えて、苦笑いしか出てこない。米中は見事な実利外交に行っているが、日本は第三者的に評論ばかり...
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2011-01-21 07:35
菅・岡田に「小沢切り」の才覚なし
杉浦 正章
政治評論家
元々小沢に打撃を与えられるのは証人喚問なのに、小沢に配慮して「政治倫理審査会議決」などにこだわるから、幹事長・岡田克也も、マスコミから「やるやる詐欺」扱いされるのだ。「証人喚問」と発言する岡田の声もどこか勢いがなく、「本当にやれるのか」という疑念が先に立つ。民主党政権は重要な外交・内政課題に事前調...
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2011-01-20 07:19
日本人の葛藤:「義理と人情」から「真理と共感」へ
四条 秀雄
不動産業
表題の「真理と共感」というのは、伝統的な「義理と人情」に置き換わる、日本人の新しい葛藤の形だと、私が考えるものです。私は、長い間自分の母語である日本語について考えてきたのですが、「義理と人情」というのは、まさに「漢字」と「てにをは」という日本語の二大特徴を反映したものだと思います。義理というのは漢...
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2011-01-18 07:48
長期戦略で臨む小沢と腰の定まらない菅・岡田
杉浦 正章
政治評論家
「離党だ」「除名だ」と小沢一郎に対して拳を振り上げたが、首相・菅直人は果たしてそれを実現できるのか。予算審議の最中に党分裂騒ぎとなるのは目に見えており、容易ではない。それどころか浮かび上がってきた小沢戦略は「長期戦」であり、逆に菅は自らの政権がいつ落下するか分からない超低空飛行を強いられている。政...
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2011-01-17 21:40
第二次菅改造内閣の空転を憂う
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
第二次菅改造内閣なるものが発足した。どう強弁しようとも、参議院の問責決議に対応した内閣改造である。問責決議にいちいちとりあって閣僚を罷免していたのでは、政治が立ちゆかない。西岡参議院議長の発言に揺さぶられたとすれば論外である。「問責決議にも関わらず留任しているのはおかしい」といって、開会しなかった...
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2011-01-16 18:32
やはり場当たり、改造内閣
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
これで政権浮揚につながるのかどうか。菅第二次改造内閣にはいくつもの疑問がつきまとう。年明けからがぜん高揚感あふれる菅首相だが、周到に練った布陣であるかのようなよそおいをこらしながら、どうも「場当たり主義」がにじむ。要は「小沢切り」「仙谷切り」という二つの壁を乗り切る必要があったということだ。反小沢...
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2011-01-13 18:24
ロシア政府高官の北方領土訪問にどう対処すべきか
菊池 誉名
日本国際フォーラム研究員補
ロシア政府高官による北方領土訪問が続いている。昨年11月1日にメドベージェフ大統領が国後島を訪問したことを皮切りに、12月13日にはシュワロフ第1副首相が国後島と択捉島を訪問した。一部の報道では、さらに今年初めにロシア連邦政府の閣僚一行が北方領土を訪問する見通しだという。「領土問題は存在しない」と...
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2011-01-13 07:40
菅、ようやく入口には到達したが、出口は依然見えず
杉浦 正章
政治評論家
どうやら首相・菅直人は通常国会入口のパスポートだけは入手できることになったようだ。民主党両院議員総会でのガス抜きが終わり、対野党対策では菅も「仙谷切り」の本性をあらわにしたようだ。国民向けには「小沢切り」でアリバイが成立する。しかし一連の布石は、全部が全部菅自らにはね返るものであり、求心力どころか...
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2011-01-12 15:23
変化するアジアの力の均衡
岡崎研究所
シンクタンク
『ウオールストリート・ジャーナル』紙12月10日付け社説が、「変化するアジアの力の均衡」と題して、台湾に重点を置いた中国脅威論を展開しています。すなわち、「ロシアが中国に戦闘機スホイSU-35を売却しようとしているが、これに勝るのはF-22(オバマ政権が生産を打ち切ったステルス戦闘機)だけなので、...
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2011-01-10 12:33
今は世界経済危機後の調整の時代だ
四条 秀雄
不動産業
日本経済の供給力にはまだ伸びる余地があると思う。しかし、需要には限界がある。日本の内需は人口減少の制限を受けているし、外需を伸ばすには対外資産を積み上げないといけない。対外資産を積み上げることは、政治的な性質の問題であり、回収債権の取立て能力つまり最終的には軍事力を含む安全保障能力の問題なのだ。自...
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2011-01-10 10:00
ハンガリーの報道機関規制について思う
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
広島の秋葉市長が引退の記者会見を開かないでユーチューブだけにコメントをしたとか、国会やマスコミにはとんと無愛想な小沢一郎さんがニコニコの動画でだけは雄弁だとか、とかく選択的にメディアへの露出をなさる政治家が増えてきた。既成の新聞だの、テレビだのの報道姿勢が、いかがかと思われるのについては、同感の意...
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2011-01-07 07:34
参院議長がまるで“倒閣宣言”
杉浦 正章
政治評論家
今何と言っても面白いのが、西岡武夫だ。民主党出身の参院議長職にありながら、時の政権批判を繰り返す。その発言も、実にジャーナリスティックで、痛快無比に的を射ている。月刊誌で首相・菅直人と官房長官・仙谷由人を「国を担う資格なし」と一刀両断。これほど自らの考えを露出させる議長も珍しい。狙いはどこにあるの...
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2011-01-06 12:55
サイバー戦争の危険性の高まり
岡崎研究所
シンクタンク
『ファイナンシャル・タイムズ』紙12月2日付で米国のコンピューター・セキュリティ専門家、Bruce Schneier が「サイバー攻撃はすでに実例があり、サイバー戦争に拡大する恐れがあるので、それに対する国際的な取り決めを考えるべきだ」と論じています。すなわち、「通常の紛争では攻撃者と動機を見極め...
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2011-01-05 18:53
当たり前のことをして、対価を要求するとは
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
やってはいけないことをやっておいて、それをヤメにするから、その代わりに何かよこせ、というのが北朝鮮の将軍様の手口ならば、日本の闇将軍様の手口もそれに酷似していると言わねばなるまい。本来政治家としては当然の義務である国会に対する説明責任を、嫌だ、断るとさんざんごねたあげく、しようがなくなって政倫審に...
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2011-01-01 11:42
明けましておめでとうございます
伊藤 憲一
東アジア共同体評議会議長
政策掲示板「百家争鳴」の全国および全世界の愛読者の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。早いもので、この政策掲示板も、2006年4月7日のスタートから数えて、5度目の正月を迎えることになりました。この間に愛読者、そして投稿者の皆様のネットワークは着実な広がりを見せ、毎日数万人の皆様からアクセスを受けて...
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2010-12-28 05:59
「リテラシー」と「識字」の異同について
四条 秀雄
不動産業
筆者は、11月11日付けの本欄への投稿「グローバル化世界における日本の未来」において、「日本は、成長を志向するか?安定を志向するか?それが問われている」として、「対外的に積極的に拡張し、世界的な自由化を求めつつ、対内的には国内の統一や調和を維持するのが理想だが、どんな帝国もその両立に歴史的に失敗し...
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2010-12-27 17:43
欧米先進諸国に対する中国の根深い劣等感
河村 洋
NGOニュー・グローバル・アメリカ代表
去る12月24日付けの本欄への岡崎研究所の投稿「中国国内からの中国の外交政策への懸念」は、非常に重要な論点です。中国の今後を見通すためにも、しっかりと考えるべき課題です。この岡崎研究所の投稿を読んだうえで、『百家争鳴』および『百花斉放』での中国問題の議論に対し、私なりに問題提起させて頂ければと願っ...
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