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2011-07-08 09:32
復興構想会議の致命的欠陥
田村 秀男
ジャーナリスト
6月25日に発表された復興構想会議の提言の致命的欠陥は、それを「経済の再生にどうつなげるか」という視点が欠落している点である。「提言」では「再生」という言葉は77件、「復興」は258件、「経済」は47件出てくるが、「デフレ」または「デフレーション」の言葉は一ヶ所も出てこない。提言付属の資料をみても...
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2011-07-07 07:29
またも「延命」狙いの原発ストレステスト
杉浦 正章
政治評論家
「浜岡停止」に次いで、またも保身のための原発利用である。首相・菅直人がこれまでの方針を唐突にも一転させ、地元と話が付いていた玄海原発再稼働に事実上ストップをかけ、先延ばしにさせた。地元と調整を続けてきた経産相・海江田万里は2階に上がって、はしごを外された。再稼働のめどは全く立たなくなり、7~8月の...
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2011-07-04 23:05
現役経産官僚・古賀茂明氏の言動に異議あり
若林 洋介
学習塾経営
官僚の仕事は、時の政府(政権)を批判をすることではありません。現役経産官僚である古賀茂明氏の行動は、政府のためには、全く仕事をせずに、政治評論家として発言しており、大きな勘違いです。むしろ「みんなの党」から国会議員に立候補し、公務員改革に取り組むべきです。
民主国家の役割分担として、行政府...
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2011-07-04 07:33
どうすれば辞める、その「傾向と対策」
杉浦 正章
政治評論家
<クールビズ議員ますますアホの体(てい)>と、最近の朝日川柳はさえている。たしかに<ネクタイしてもアホの体>だから、外せばもっと始末が悪い。ネクタイをしなくなってから、日本の政治は本当にだらしがなくなった。首相もすぐに辞任に追い込まれる。ところが今回は、与野党のアホが集まっても、菅を降ろせない。そ...
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2011-07-01 09:30
最大の問題は放射性廃棄物の最終的な処理方法
山下 英次
大阪市立大学名誉教授
福島第1原発事故をきっかけに、世界各地で原発の安全性が問い直されているが、原子力発電には、地震・津波のリスクだけでなく、さらにより根源的なリスクを伴うことを忘れてはならない。それは、放射性廃棄物の最終的な処理方法がまだ見つかっていないということである。すなわち、核燃料の燃焼から廃棄までの核燃料サイ...
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2011-07-01 09:23
異端児・河野太郎氏の言動が唯一の救い
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
中国海軍は、昨年までは公海での艦隊行動に留まっていたのが、今年は堂々と日本の排他的経済水域(EEZ)や領海を通行してのデモンストレーションだ。どこまで刺激すれば、どんな反応が返ってくるかを試す、あの国の伝統的な行動方式だ。ほうっておいたら、関門海峡に中国潜水艦が出没しかねない。わが国の対応はといえ...
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2011-06-29 07:37
「脱原発解散」の野望は封じ込め可能だ
杉浦 正章
政治評論家
「米帝国主義は日中両国人民の共通の敵」と発言したのは日本社会党書記長の浅沼稲次郎だが、政界ではもはや「首相・菅直人は与野党共通の敵」となった。追い詰められた菅の表情は狼狽(ろうばい)と焦燥感に満ちたものとなっており、その精神状態も政治家にとって一番重要な平衡感覚(センス・オブ・プロポーション)に欠...
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2011-06-28 12:23
菅首相は、政治屋か、政治家か?
吉田 重信
china watcher 研究所主幹
筆者は、菅首相の政治的経綸には多々疑問を感じるものであるが、最近の管首相の打たれ強さ、粘り腰には、あきれるというよりも、むしろほとほと感心させられる。本人は「叩かれれば叩かれるほど、民主党への国民の支持率が上がり、自民党への支持率が下がる」という事実を念頭においているようだ。原発問題を解散・総選挙...
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2011-06-27 22:13
菅首相の居座りについて思う
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
「菅がダメだから(それは誰でも知っている)、これを取っ替えなければ震災復興の審議に応じない」なんていう、世にも愚劣なレトリックを掲げて内閣不信任案を提出する方もする方だが、「それに色目を使えば、多少は良いこともあるか」と舌なめずりをせぬばかりに、鰻屋で集会をする代議士がいたりするから、世も末という...
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2011-06-24 09:37
IMFの対日増税勧告の裏にあるもの
田村 秀男
ジャーナリスト
先日発表されたIMFの勧告を金科玉条のごとく報じる日本のメディアは情けないですね。IMFのご託宣は矛盾に満ちています。日本の実質経済成長は今年マイナスになると見通しているくせに、デフレを加速させる大幅な消費税増税を勧告しています。かつてアジア経済危機の際に、IMFの勧告を退けて、危機からいち早く立...
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2011-06-24 07:36
再稼働は菅が「原発遍路」でみそぎを果たすしかない
杉浦 正章
政治評論家
最近の首相・菅直人の薄笑いには「してやったり」の思惑がうかがえて生理的嫌悪感を覚えるが、少なくとも70日はつき合わざるを得まい。天を恐れぬ内閣改造まで検討しているとあっては、もはや天罰が下るのを待つしかない状態に至った。しかし首相であるからには、“保身”のほかにやるべきことがあることを忘れてもら...
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2011-06-23 09:36
米国のシリア介入に慎重な議論の根拠
岡崎研究所
シンクタンク
The National Interest のウェブサイト5月12日付で Dov S. Zakheim 米元国防次官が「カダフィが(反政府派を)虐殺すると脅したリビアと違い、シリアでは実際に虐殺が行なわれてきたが、米国がシリアに介入すれば、戦火はパレスチナやイランにまで飛び火し、中東が大混乱に陥る...
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2011-06-21 07:30
これほどの首相の浅ましさは体験したことがない
杉浦 正章
政治
体が半分にさけても生きているからオオサンショウウオを「はんざき」と言うが、首相・菅直人に例えては天然記念物の「はんざき」がかわいそうだ。むしろティッシュでつぶしたはずのクモが這い出すような、おぞましさを感ずる。菅を支持するのは、もはや「辞める必要ないわよ」とけしかけている夫人・伸子と、政界の潮流に...
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2011-06-20 23:53
民主党は「国益よりも党益」の代表たらい回しをもうやめよ
高畑 昭男
ジャーナリスト
菅直人首相がいまだに退陣時期を明示していないというのに、早くも民主党内では次期代表の「有力後継候補」なる人々が次々と浮上しているそうだ。新聞報道によれば、中でも有力とされる候補は、主要閣僚として「政策の継続性」があり、かつ菅氏らと激しく対立してきた小沢一郎元代表のグループの抵抗や拒否感も比較的少な...
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2011-06-17 09:40
アフガニスタン撤退の規模をめぐる大論争
川上 高司
拓殖大学教授
アフガニスタンからの撤退開始時期が来月に迫り、アメリカでは撤退議論が盛り上がっている。誰もが撤退することには異論がない。問題はその規模である。バイデン副大統領は撤退の旗を振る最右翼であり、一方ゲイツ長官や軍部は急激な撤退はかえって危険であると見ており、穏やかな撤退を考えているふしがある。このように...
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2011-06-17 09:31
ファタハとハマスの合意の意味するもの
岡崎研究所
シンクタンク
『ニューヨーク・タイムズ』紙5月8日付社説が、4日にカイロで署名された「パレスチナ統一政府を樹立する」というファタハとハマスの合意について論じています。すなわち、「ハマスの指導者メシャールは、2国家問題解決のために努力すると言っているが、ハマスは暴力路線やイスラエル否定を止めるとは言っておらず、フ...
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2011-06-16 07:36
いくら孫が暗躍しても「7月退陣」は変わるまい
杉浦 正章
政治評論家
誰が新エネルギー政策で首相・菅直人に入れ知恵しているのかは、うすうす感づいてはいたが、黒子が表舞台に躍り出て鮮明になった。超党派の議員らの集会でソフトバンク社長の孫正義が、菅に「土俵際で粘り通して、この法案だけは絶対に通してほしい」と自然エネルギー電力買い取り法案の成立を促したのだ。孫は、このとこ...
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2011-06-14 07:29
亀井こそ菅切腹の介錯をせよ
杉浦 正章
政治評論家
「殿が『切腹する』と、やいばを当てようとしている時に、それより先に部下が『介錯(かいしゃく)を先にやります』と言っている。政権与党の体をなしていない」と国民新党代表の亀井静香が嘆いている。政治家というのは、物事を自分に有利なように解釈する度合いで器量が分かるが、この発言は大きく事態を見誤っている。...
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2011-06-13 22:52
異常な日本の増税シンドローム
田村 秀男
ジャーナリスト
この国は、増税症候群におかされ、しかも重症である。与謝野馨経済財政担当相の「社会保障・税一体改革案」も、菅直人首相肝いりの「復興構想会議」も、そして「政府税調」も、みな消費税増税で競っている。増税案一番乗りの与謝野氏は、大震災の前から消費税増税案を練ってきたとして、後発組の復興構想会議の増税案と混...
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2011-06-10 11:29
なんのために民主主義は存在するのか
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
罹災者そっちのけの「政局」大好きおじさんたちが、あいも変わらず首相退陣時期がどうの、民主党政権の片棒担ぐのはこうの、と喧しい。菅首相が自ら退陣をほのめかすことによって不信任案は否決、さらに復興に向けての予算案と財源の審議が軌道に乗る、とお考えになったとすれば、例によって局面に対する楽観が過ぎた、と...
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