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2010-02-15 23:32
ボストン・ティー・パーティー
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
アメリカ独立戦争の引き金ともなったボストン茶館襲撃事件(これは日本語訳で、原語ではこの事件そのものを、Boston Tea Partyという)にあやかったボストン・ティー・パーティーが、反オバマ色を色濃く帯びたポピュリスト運動として、米国で広範な支持を集めているようだ。実のところ、ポピュリストの標...
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2010-02-12 09:48
政治家の言動に求められる教養
易原俊雄
大学教授
入山映氏の論考「失笑を買った鳩山首相の施政方針演説」(本欄1月31日付け投稿)を読ませて戴き、痛感するのは、話し方の巧拙もさりながら、とどのつまりは、話し手の持つ哲学や歴史観、世界観の問題ではなかろうかと思う次第。かつてわが国には「傲然と腰を抜かす」と揶揄された前尾繁三郎のように、教養が邪魔をして...
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2010-02-12 07:50
自民に有利な「小鳩疑惑」の長期化
杉浦 正章
政治評論家
民主党衆院議員・石川知裕の離党は、幹事長・小沢一郎の一つ目の防波堤が崩壊したことを物語っている。本丸直撃を回避するため、小沢一郎は何重にも渡る防波堤を築いているが、今後一つずつ崩されてゆくだろう。なぜなら、それらが砂上の楼閣であるからだ。首相・鳩山由紀夫の“脱税”疑惑とも絡んで、今後の攻防は、2、...
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2010-02-11 10:32
国際社会をどう「世渡り」するか
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
自分のすることに自信が持てなくて、絶えず人の顔を見ているというタイプは、何も個人に限ったことではない。早い話が、わが日本国などというのはその筆頭で、自ら意味があると思う途上国援助を黙々とやっていれば良いのに、「顔の見える援助でなくてはならぬ」と人の目の映りを気にする。「テロとの戦いは日本の国是だ」...
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2010-02-11 10:24
浦木・中山両氏の論述を読んで
易原 俊雄
大学教授
林語堂の『中国=文化と思想』(鋤柄治郎 講談社学術文庫 1999年)は、中国人による中国人論として興味深いものですが、その「第九章 生活の芸術」において林は、「中国人はたっぷりとある暇とその暇をつぶす楽しみを持っている」と述べ、「中国人は十分な余暇さえあれば、なんでも試みる」とし、「蟹を食べ、お茶...
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2010-02-09 12:18
浦木さんの論述を読んで
中山 太朗
団体非常勤研究員
2月5日付けの本欄「百家争鳴」への浦木赳夫治さんの投稿「偏狭な民族主義から距離を置こう」は、立派な言説だ。しかし、現実世界は厳しい。ここで2点だけ、気づいたことを提起したい。
1.我々日本人は、アジアで活動していくに当たり、「歴史認識問題」で常に悩まされてきた。今回の報告書「日中歴史共同研究...
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2010-02-08 08:50
支持率逆転は鳩山の“小沢目線”にある
杉浦正章
政治評論家
「不起訴後」の世論調査結果が物語るものは、超重量級の“おんぶお化け”に抱きつかれたまま、波間深く首相・鳩山由紀夫が沈んでゆく姿だ。幹事長・小沢一郎を切り離さなければ、再浮上は不可能だ。鳩山は抱き合い心中か、1人だけ助かるかの選択を迫られる時がくる。筆者が2月2日にいち早く報じた「進退窮まり『ポスト...
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2010-02-05 13:13
偏狭な民族主義から距離を置こう
浦木赳治
大学生
2月4日に、日中双方の研究者が参加した「日中共同歴史研究」の結果が発表された。東アジアの歴史問題は、貴評議会が主要研究テーマとする東アジア共同体構築に深く関わる問題の1つと考えるので,今回の歴史研究に至る日中韓における諍いについて、個人的に感じ、あるいは考えた事を投稿させて頂きたいと思う。日本が周...
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2010-02-05 06:10
米国の新アジア太平洋政策の注目すべき5点
石垣 泰司
アジアアフリカ法律諮問委員会委員
鳩山政権の対東アジア政策が総理の施政方針演説および外相の外交演説の中でどのように具体的な形で語られるかに関心があったが、特に突っ込んだ新たな考えが示されることはなかった。他方、米国については、ブッシュ政権時代には、東アジアの地域的協力の推進の動きに対しては、APEC関係を除き、殆ど関心が示される...
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2010-02-03 07:43
「小沢不起訴」でも、政治責任は問われる
杉浦 正章
政治評論家
どうも首相・鳩山由紀夫の小沢擁護の口調が2月2日、「当然参院選を仕切ってもらう」と断定的になって来たから、臭いと思っていたが、捜査当局または小沢からの「不起訴」情報があったのだろう。3日付朝日、毎日両紙が「小沢氏不起訴の方向」とトップで報じている。本当にそうなら衝撃的なニュースだ。秘書の拘留期限を...
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2010-02-02 10:35
中国のバブル経済の日本にとっての意味
岡崎研究所
シンクタンク
『エコノミスト』誌1月9~15日号が、中国経済のバブルを論じ、その中で日本のバブルとの比較を試みています。それによると、「中国のバブルと日本のそれとの間には、一見して類似したところもあるが、中国の不動産投資は、日本のような土地を担保とする融資中心ではない上に、中国はまだまだインフラ投資を必要として...
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2010-01-31 08:15
失笑を買った鳩山首相の施政方針演説
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
オバマ大統領(1月27日)と鳩山首相(29日)の施政方針演説を、短期間の間に両方聞くことが出来た。両者の演説の内容と質の比較は、この際控えることにする。オバマ大統領は希有の演説の名手であり、彼がこれまでに行なった演説の数々は、彼を無名の一議員から大統領にしたし、一人のアメリカ大統領から、非核世界に...
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2010-01-29 07:45
ささやかれる4つの「か」:鳩山政権
杉浦正章
政治評論家
永田町で「辺野古か、普天間か、県外か」に加えて「5月退陣か」の4つの「か」がささやかれている。首相・鳩山由紀夫自身は普天間基地移転先を「5月末までに覚悟を持って決める」と退路を断つ発言をしたが、だれも鳩山にそのリーダーシップがあるとは思っていない。発言が空虚に響くだけだ。通常国会冒頭の国会論議で浮...
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2010-01-27 21:17
20年前に逆戻りした沖縄の基地問題
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
名護市長選の結果は、稲嶺進17,950票、島袋吉和16,362票。得票率は52.3%対47.7%。投票率76.96%。だからいわんこっちゃない、といまさら吠えてみてもはじまらないか。名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸への普天間基地移設は、反対派市長の誕生で、完全に白紙になってしまった。というより...
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2010-01-26 07:45
普天間糊塗策に欺瞞の構図
杉浦 正章
政治評論家
散々「県民の民意重視」と煽っておきながら、普天間移転反対派が市長選挙に勝つと水をかける。これをマッチポンプ政治という。首相・鳩山由紀夫と官房長官・平野博文が口裏を合わせたように普天間移転の「現行案排除せず」を表明したことほど、国民を愚弄(ぐろう)する論理はない。名護市長選の結果は紛れもなく普天間移...
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2010-01-24 19:07
鳩山政権の対北朝鮮政策
吉田 重信
中国研究家
鳩山政権は、北朝鮮との接触を開始した気配があり、北朝鮮からの鳩山訪朝歓迎とのシグナルを待っているようだ。ところが、先日岡田外務大臣が訪米し発表した日米同盟五十周年記念の共同声明において、今後の対北朝鮮政策について日米協議する旨合意してしまった。
これは、せっかく始めた民主党による対北朝鮮政...
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2010-01-21 16:41
いわゆる日中米「三角形」論について
吉田 重信
中国研究家
日中米「三角形」論が盛んに唱えられている。しかし、主張の内容は論者によって違う。「正三角」でなければならないと説く論者も、それでは具体的にどう実現するか、という点になると定見がない。この点は、現在の民主党政権でも、これを補佐する外務省においても同じである。『文明の衝突』を書いたハンティントン教授に...
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2010-01-21 07:37
言論規制は“小沢全体主義”の萌芽
杉浦 正章
政治評論家
民主党政権の“小沢擁護”は、検察当局への圧力に加えて言論規制ともいえる言動に発展し始めた。テレビ報道で所管閣僚が憲法で禁ずる“検閲”的発言をすれば、党内は組織的に検察への圧力をかけ続ける。言論出版妨害事件で世論の袋だたきにあった公明党の未熟さをほうふつとさせる。またウオーターゲート事件で政権の内部...
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2010-01-21 01:38
「小沢騒ぎ」で明らかになった民主党の問題点
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
本態性言語軽薄症と無神経傲慢無礼症が与党の骨格をなしている。ということが国民の前に明らかになってしまったのが問題の所在だ。前原氏や仙谷氏がやや遅きに失した感はあるものの、批判めいたコメントをしたのはわずかの救いではあるが、それとても小沢恐るべしに怯える大多数の前にはほとんど無力なようだ。国民の選良...
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2010-01-18 09:50
検察と全面対決した政権はない
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
首相と政権党の幹事長といえば、国家の2大政治リーダーだ。その2人が検察と戦う、つまりは全面対決していくことで一致したのだという。これまで、ロッキード、リクルート、東京佐川急便などなど、政治とカネをめぐる多くのスキャンダルに遭遇してきた。実際に現場で取材してきたころをなつかしく思い出す。
し...
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