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2010-06-04 06:36
紛争処理機能を果たしつつある日中韓首脳会談
石垣 泰司
アジアアフリカ法律諮問委員会委員
鳩山総理と小沢民主党幹事長のダブル退陣によりわが国政局は、またもや新たなるリセットに直面し、若干の混乱も免れないこととなったが、次期民主党政権の対外政策が幾分なりともこれまでより国民の期待に答え、各国の信頼を取り戻すものとなる、と考えてよいものか期待と不安が交錯している。 その一方、東アジア地域に...
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2010-06-03 07:54
「菅代表」なら「闇将軍小沢院政」の影
杉浦 正章
政治評論家
首相・鳩山由紀夫は、自業自得の退陣で政治生命を絶たれ、「国難」は除去された。筆者が1月5日付で「鳩山は辞任せざるを得まい」と5月政局を予想したのと、寸分たがわぬ結果となった。しかし、驚くべきことに、小沢一郎はこの場面でも生き残った。幹事長を辞任しても、“闇将軍”として陰に陽に影響力を保つだろう。問...
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2010-06-03 00:01
「官」はなぜ「民間」非営利組織を支配下に置こうとするのか
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
ひとことに「民」というが、大きく分けて二通りある。一つはいうまでもなく、企業に代表される営利のための組織。いまひとつは住民運動とか、最近よく耳にするNPOなどのような営利を目的としない運動や組織だ。とかく前者(企業)は金儲け、後者(非営利組織)はそれとは無縁みたいに思われがちだが、ここで営利と金儲...
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2010-05-31 07:53
社民、“辺野古扇動”で先祖返りの「反米・反基地」攻勢へ
杉浦 正章
政治評論家
社民党の政権離脱は、外交・安保政策の調整なき「野合政権」の実態が露呈されたことにほかならない。社民党の動きは、首相・鳩山由紀夫への支持率低下に“反比例”して、同党への関心を高め、参院選にプラスに作用させる狙いがある。実態は「反米・社会主義路線」の原点への先祖返りであり、辺野古への移転反対闘争を願っ...
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2010-05-31 06:12
政権担当者の自覚なき社民の連立離脱は当然
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
社民党の連立離脱が決まった。福島みずほ党首が消費者・少子化担当相を罷免されたのだから、連立離脱は当たり前だ。これで、鳩山政権も多少はすっきりした。だが、選挙協力は進めるらしいから、そこがもうひとつ、不可解ではある。小沢氏の「選挙・政局至上主義」と社民党側の「民主党との選挙協力がなければ惨敗」という...
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2010-05-29 00:33
「官益」自己保存のグロテスクな論理
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
権力側の策略、あるいは官僚の思惑に、鳩山内閣はとんとナイーブだ、とお見受する。ただし、策略とか思惑と言うと、腹黒い官僚が何人か秘かに集まって、膝つき合わせて陰謀を企んだり、次官会議を開いて「どう騙すか」を討議したりするイメージがあるとすれば、それはまるで違う。そうではなくて、ある制度が定着し、威力...
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2010-05-28 11:07
社民党は「好戦主義」を採るのか?
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
普天間問題はいよいよ大詰めだ。5月28日に日米共同声明と日本政府の決定が出る。「県外・国外」を主張していた鳩山首相もようやく「勉強」を終えたようで、名護市辺野古のキャンプシュワブ沿岸部移設を決断したようだ。だが、日米間の文書では「辺野古」が明記されるものの、政府方針としてはそこをぼかすらしい。いう...
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2010-05-26 07:31
「辺野古」入れずに社民慰留とは、鳩山不定見
杉浦正章
政治評論家
「辺野古の3文字で刺すわよ」と季節外れのスズメバチが部屋を飛び回って、大騒ぎの図だ。政党支持率わずか1%の社民党党首・福島瑞穂のパフォーマンスも、沖縄訪問で極まった。毒針をちらつかせながら、ちゃんと逃げ道も考えている。「3文字を入れなければ刺さない」訳だから、節操のなさでは歴代最先端を行く鳩山政権...
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2010-05-25 23:45
人民元バブル極まれり
田村 秀男
ジャーナリスト
中国では史上空前の「マネー洪水」が起きている。一国の消費者や企業が保有するマネーの総量は、現預金の合計額「M2」で表されるが、中国のおカネ、人民元のM2をドル換算してみると、ことし3月末現在で、中国のM2は米国のそれを約1兆ドル(約94兆円)上回った。国内総生産(GDP)では米国の約3分の1の中国...
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2010-05-24 18:56
官にしてやられる鳩山内閣の「新らしい公共」
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
税金の使い勝手について「その執行過程にいかに民の創意工夫を生かすか、民の主体的関与を保証する仕組みを作るか、という現実的な知恵の出し具合が問われている」と、前回に述べた。税金の使い勝手というのは広い意味での公的サービスだ。際限もなく公的サービスの拡大を要求しがちなメンタリティは民の側にもあるし、ま...
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2010-05-21 12:28
北朝鮮をめぐる中露日韓の世論調査結果
岡崎研究所
シンクタンク
1月に実施されたBBC世論調査の結果が4月18日に発表され、それについて、北東アジアの専門家であるアジア財団の Scott A. Snyder が米外交問題評議会の4月21日付ウェブサイトで論じています。それによると、「今回のBBC世論調査の結果の中で、北東アジア関連で特に注目されるのは、中国およ...
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2010-05-21 07:20
「消費税」軸に反小沢グループ結成へ
杉浦 正章
政治評論家
遅まきながら民主党に幹事長・小沢一郎の路線と対立する反小沢グループが5月26日にスタートする方向となった。小沢一郎に批判的な7奉行の一人衆院財務金融委員長・玄葉光一郎が中心となって、党内財政規律派を糾合し、消費増税に反対の小沢と対峙してゆく構えだ。反小沢の軸を消費税問題に置いたのはうまいやり方だが...
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2010-05-19 23:29
真に警戒すべきは、中国バブルの崩壊
田村 秀男
ジャーナリスト
「100年に一度の大津波」(グリーンスパン前米連邦準備制度理事会議長)から世界の金融市場が立ち直りかけていた矢先の「ギリシャ・ショック」である。世界金融危機は、まだ収束からほど遠い。日本はここで何をすべきだろうか。先進国中最高水準の政府債務を持つ日本は、早く財政均衡化の道筋を示すべきであるが、いま...
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2010-05-18 07:41
「首相発言」では、内閣の正統性が問われる
杉浦 正章
政治評論家
ごまかすとは「ごまのはい」のごまに、「まぎらかす」「だまかす」のかすを付けたものと、大言海にある。本来閣議決定すべき普天間移設問題の決着を、政府は社民党の連立離脱を防ごうと「首相発言」でお茶を濁そうとしている。鳩山政権の欺瞞(ぎまん)性にはもう驚かないが、こともあろうに内閣最大の政治課題で、本当に...
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2010-05-17 22:36
「官から民へ」のスローガンは、言行不一致
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
言行不一致というのは、さして珍しいことではない。というより、むしろこちらの方が普通だと言ってよいのかもしれない。口から出まかせ、お調子者、無責任、はては人をたぶらかそうという詐欺まがいまで、言っていることと、することが違うのにも、いろいろある。こういうのは、しかし、ことさらにあれこれあげつらうほど...
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2010-05-14 19:38
(連載)各国政府から相手にされなくなった日本政府(2)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
鳩山政権の八ッ場ダムや普天間基地などの諸政策を見ると、ある特徴に気付く。それは、住民、知事、市町村長、政府機関などの関係者が、内部抗争も含めて長年血みどろの闘争や苦渋の決断を繰り返し、千載一遇の解決法としてまさに死ぬ思いでたどり着いた「叡智」を、観念的な「理念」や「マニフェスト」を盾に、いとも簡単...
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2010-05-14 07:47
消費税増税でも、経済成長は可能
四条 秀雄
不動産業
私は経済学者ではないのですが、次のような論理で「消費税を増税しても、経済成長は可能だ」と考えます。学校では、経済成長について、所得Y=消費C+投資Iの増加だと教えていますが、私は「全ては投資である」と仮定してみたいと思います。消費は「投資をしたが、残念ながら、その資産が1年以内で減耗してしまうこと...
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2010-05-13 23:02
(連載)各国政府から相手にされなくなった日本政府(1)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
昨年9月の鳩山政権成立以来、私は「深刻に過ぎる『初期故障』―沖縄基地問題に見る新政権の政治感覚」、「これでは、各国政府は日本政府をまともに相手にしなくなる」などの論陣を張り、鳩山政権の最も深刻な問題は、国の政策に対する考えや首相の発言の「軽さ」であると指摘してきた。その理由として、国の政策に責任を...
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2010-05-13 07:45
小沢事情聴取は、検察首脳の“政治配慮”か
杉浦 正章
政治評論家
しぶとさは超一流の幹事長・小沢一郎から新たな供述を引き出せるかというと、いくら東京地検特捜部でも難しかろう。検察審査会の起訴相当議決からわずか2週間で、地検が小沢の事情緒聴取に踏み切った背景には、明らかに参院選挙への影響を考慮して、テンポを速めると言う色彩が濃厚である。恐らく上層部の意向を反映した...
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2010-05-11 23:21
問われる鳩山首相の安保感覚
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
鳩山首相が普天間問題で沖縄入りし、知事らと会談した。5月末決着の期限までわずかしか残されていないが、この首相の安保感覚が改めて明らかになったことが、沖縄訪問の最大の収穫といえそうだ。それにしても、沖縄の伝統衣装を着用して現地入りするというのは、いくらなんでもやりすぎだ。日常のネクタイなどは幸夫人が...
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