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2022-12-13 11:37
中国のゼロコロナ抗議は国民を解放するのか?
岡本 裕明
海外事業経営者
中国のゼロコロナ政策についに国民が声ならぬ「白い紙」を掲げ始めました。中国では体制に対する批判は厳しく罰せられるため、白い紙は無言の抵抗という訳です。政権からは明白な指針が聞こえきておらず、難しい判断を求められそうです。
きっかけの一つは11月24日に新疆ウイグル自治区で起きた火事でそ...
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2022-12-11 19:41
第3期習近平体制の内政動向③
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
12月6日、江沢民同志追悼大会が北京の人民大会堂で開催された。中国共産党トップの習近平総書記が弔辞を行い、追悼大会は蔡奇中央書記処筆頭書記(ナンバー5の政治局常務委員、前北京市党委員会書記)が主宰(司会)した。かつて25年前の1997年2月に行われた鄧小平同志追悼大会は、江沢民総書記(当時)が弔辞...
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2022-12-10 09:55
ロシアとウクライナの戦争、冬本番迎え、来春まで様子見か
飯島 一孝
ジャーナリスト
ロシア軍がウクライナへ侵攻してから10カ月目に入り、本格的な冬の到来を迎えている。このため戦闘自体は減ってきているが、両国とも来春を目指して戦略を練っているとされる。一方、ロシアと米国など西側諸国は表向き、対話を求めているが、ともに機が熟していないとして来春まで様子見の状態が続きそうだ。
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2022-12-09 15:51
台湾統一地方選、民進党が大敗:自ら転んだ蔡英文政権
野嶋 剛
大東文化大学教授
「中国に屈した」はミスリード
11月26日に投開票された台湾の統一地方選挙。
蔡英文総統率いる与党・民進党の敗北は間違いなく、野党・国民党の躍進となった。民進党は注目選挙区の台北市長選や桃園市長選などでことごとく候補者を当選させられず、台湾メディアは「惨敗」「大敗」の見出しで続々と報じて...
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2022-12-05 14:48
第3期習近平体制の内政動向②
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
11月30日、江沢民元国家主席が上海市で逝去した(享年96)が、中国当局の対応は迅速だった。同日夕方には習近平国家主席を主任委員とする「江沢民同志葬儀委員会」が発足し、翌12月1日には江沢民の遺骸を上海から特別機で北京に移した。そして、葬儀委員会は公告を出し、6日午前10時(現地時間、日本時間11...
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2022-12-03 07:34
対話が生み出す緊張緩和
岡本 裕明
海外事業経営者
11月に行われた東南アジア各地での数々の国際会議と首脳会議はコロナ以降、最も活発な重層的外交交流となっています。米中首脳会談では明らかにトーンは緩和方向。バイデン大統領が中国に気を遣い、会談は中国団の宿舎(ホテル)に出向く形で3時間にわたり行われました。主題の一つ、台湾問題は平行線でしたが、中国が...
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2022-12-02 17:11
難しいアジアの安定成長への課題
岡本 裕明
海外事業経営者
日米韓ASEAN首脳会合がプノンペンで開催されました。インドネシアでのG20開催に日程を合わせたもので、バイデン大統領はアメリカとASEAN諸国の関係を「包括的戦略パートナーシップ」に格上げすると報じられています。また岸田首相は北朝鮮問題を取り上げ、その危機感を共有しました。更に日米韓首脳会議に日...
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2022-11-29 12:18
不可解な岸田首相の中国空母質問
倉西 雅子
政治学者
今月11月6日、相模湾で開催された国際観艦式に出席した日本国の岸田首相が、その後、米原子力空母「ドナルド・レーガン」に乗艦し、「突っ込んだ質問」を浴びせたと報じられました。首相の質問内容とは、中国が建設している新型空母「福建」の能力に関するものなのですが、首相のこの言動には、どこか不可解な点がある...
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2022-11-27 14:31
第3期習近平体制の外交動向
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
10月末の党大会で第3期指導部人事を確立した習近平国家主席は、11月に入り国際舞台に復帰した。いわゆる「習近平外交」(Xiplomacy)が始動し、先ずはタンザニア大統領、パキスタン首相、ベトナム国家主席、ドイツ首相を北京に迎え、相次いで首脳会談を行った。さらに14日から習近平はインドネシア、タイ...
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2022-11-14 15:11
第3期習近平体制の内政動向
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
中国共産党は11月10日、新期の政治局常務委員会会議を初めて開催し、「COVIDー19」の防疫活動に関する報告を聴取して「ゼロコロナ」政策を堅持し、防疫活動の一層の「強化」(中国語:優化)に関する措置を研究、手配した。これを受けて国務院は11日、「地方の党委員会・政府は各地の実態に基づき、責任をも...
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2022-11-11 15:28
北朝鮮はどこまで本気なのだろうか?
岡本 裕明
海外事業経営者
北朝鮮の蛮行が目に余る状態になってきました。私は「北朝鮮は何故ミサイルを飛ばすのか?」について、目先の米韓合同演習を含む北朝鮮への刺激的な外交案件はミサイル発射のトリガー(引き金)であるものの本質的に「権威主義」の土壌が世界で広まる中、北朝鮮が世界の孤児ではなくなったことが主因ではないかと、考えて...
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2022-11-11 15:09
放置すればスラム化も。困難な空き家対策
岡本 裕明
海外事業経営者
改めて日本での空き家対策が話題になっています。というより、日本は戸建てとマンション、アパートといった住居があまりにも多すぎます。人口が減っているし、子供の数はどんどん減っているのにそれでも年間80数万戸程度が新規に供給されています。
キーワードは「出生者数より住宅供給戸数の方が多い国...
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2022-11-05 15:21
第3期習近平体制の人事的特徴
松本 修
国際問題評論家(元防衛省情報本部分析官)
中国共産党第20回全国代表大会(二十全大会、以下「党大会」と略する)が10月末に閉幕し、第3期習近平体制がスタートして2週間が経過した。今回、過去10年間より一層進んだ習近平・総書記・中央軍事委員会主席への権力集中を、党や軍の指導部人事から分析してみたい。
中国共産党の「最高指導部」である中...
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2022-11-04 16:38
「シャンシャンと終わらせないと胡氏の意地」
伊藤 洋
山梨大学名誉教授
「シャンシャンと終わらせないと胡氏の意地」これは、三重県の山本武夫さんの作品である(2022/10/25朝日川柳)。「胡氏」とは、中国の胡錦涛氏。2002年から2012年まで中国共産党総書記、2003年から2013年まで中国国家主席、2004年から2012年まで中央軍事委員会主席を歴任し、1992...
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2022-11-04 16:33
中国4千年大王統治の時代を再現したい習近平氏
伊藤 洋
山梨大学名誉教授
「事大主義(じだいしゅぎ)」とは、明確な信念はないが、強いものや風潮に迎合することにより、自己実現を目指す行動様式である。東アジアでは外交政策の方針として用いられた(る)こともあるとものの本には書かれている。
元来の「事大思想」の「事大」とは、大に事(つか)えること、つまり、強い勢力...
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2022-10-31 09:54
劇場型政治の誤算-胡錦濤前国家主席の‘退席事件’
倉西 雅子
政治学者
中国共産党にとりましては、毎年10月に北京公会堂で開催される党大会では、国民に‘政治’を見せる絶好の舞台なのでしょう。今年の大会では、胡錦濤前総書記があたかも連行されるかのように退出させられるシーンが報じられたようです。同大会では、習近平国家主席が規約に反して三期目を確実にし、長期独裁体制への足場...
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2022-10-31 09:44
全人代を終えた中国が向かうところ
岡本 裕明
海外事業経営者
中国の全人代が終了しました。23日に人事が発表されるはずですが、大枠が見えてきました。習近平氏が3期目に入ること、中国版「神セブン」である政治局常務委員については共青団である李克強首相と汪洋氏が退くなど7人中4人が退任する動きとなりそうです。また幹部25人衆のなかに王毅外相が入り、外交トップだった...
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2022-10-24 16:56
東京都火葬場の中国系企業独占は独禁法違反では?
倉西 雅子
政治学者
人は必ず死を迎えますので、誰もが火葬や埋葬を避けて通ることができません。このため、公益性が高く、いわば、社会インフラと言っても過言ではないのですが、東京都では、目下、思わぬ事態が発生しているそうです。それは、9カ所ある火葬場のうちの6カ所が、中国系資本の手に握られてしまったというものです。しかも、...
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2022-10-17 13:21
北朝鮮のミサイルとJアラートと日本の防衛
宇田川 敬介
作家・ジャーナリスト
「北朝鮮による10月4日の弾道ミサイルの発射をめぐり、Jアラート=全国瞬時警報システムの発信がこれまでで最も遅かったことがわかりました。政府は速やかな発信に向けて改善策を検討する方針です。」(Jアラートの発信 これまでで最も遅く 改善策検討へ 政府. NHK)
さて、Jアラートが鳴っ...
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2022-10-07 18:42
「円安」に見る日本経済の悪循環
鈴木 馨祐
衆議院議員
あちこちで物の値段が上がり、物価の高騰が見られています。一方で、原油価格や穀物など、国際市場においては価格がウクライナ侵略前の水準に戻ってきています。これが意味するところは、石炭や石油、天然ガスなどの化石燃料や食料品を輸入に頼っている我が国において、現在の物価の高騰の大きな要因として、円安の影響が...
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