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2011-02-20 18:14
大義を念頭に置く一年生議員はいないのか
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
そもそも名古屋の河村さんに対抗馬をたてた岡田執行部の判断が間違っていた。彼の政治手法に対して疑念を呈するのは良いし、それがゆきつくところ勝ち目のない候補を擁立して戦うことにならざるを得なかったのなら、それはそれで、それこそどなたかのおっしゃる「方便」であったのかもしれない。しかし(よもや勝つとはお...
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2011-02-18 11:12
「戦略なき国家」「頭脳なき国家」の悲劇
李 鋼哲
北陸大学教授
軍事アナリストの小川和久氏は1993年に『頭脳なき国家の悲劇』(講談社)という本を書き、日本のシンクタンクについて多面的に分析し、その貧弱さを嘆いた。経済規模では世界の二番(昨年は三番)といわれる先進国日本であるが、頭脳を育てるシンクタンクの規模やレベルでは先進国のなかで最も遅れており、少なくとも...
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2011-02-17 07:44
小沢系の“会派離脱”と鳩山の“普天間発言”で菅窮地に
杉浦 正章
政治評論家
「祟りじゃぁ~」と首相・菅直人なら叫んで、走りたくなるのではないか。あの普天間が、またまた政権を倒しかねない要素として登場した。鳩山普天間辞任に次いで、菅の普天間窮地である。前首相・鳩山由紀夫の「方便」発言に、社民党党首・福島瑞穂が「方便で私は辞めさせられたのか」と“柳眉”を逆立てて憤り、同党は予...
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2011-02-16 10:08
(連載)中東地域における米国の影響力の衰退(2)
溝渕 正季
日本国際フォーラム研究員補
他方で、こうして中東地域において影響力を失っていく米国を尻目に、その影響力を徐々に拡大しているのが、シリアとイランという反米・反イスラエル「強硬派」国家である。両国は言うまでもなく、上記のレバノン・ヒズブッラーの最大のパトロンだ。さらに両国は、昨年末にようやく組閣に漕ぎ着けたイラクのヌーリー・マー...
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2011-02-15 11:57
(連載)中東地域における米国の影響力の衰退(1)
溝渕 正季
日本国際フォーラム研究員補
2月11日、アラブ世界の大国エジプトにおいて、約30年にわたり大統領の座を独占し続けてきたホスニー・ムバーラク大統領が辞任に追い込まれ、軍の最高評議会にその権限が移譲された。この事件はエジプト現代史において確かに画期的なものではあるが、とはいえ、事態は一部メディアが報じるほど楽観的なものではない。...
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2011-02-14 07:29
政局の動向をシミュレーションする
杉浦 正章
政治評論家
今国会中6月までの「政局」、つまり解散・総選挙か、内閣総辞職かの可能性を聞かれれば、8対2で「可能性はある」と答えるしかないだろう。しかし、それが最短の「3月解散・4月選挙」や「4月退陣」かどうかは、5分5分とみるしかあるまい。たとえ4月の統一地方選挙に菅が逃げ込んでも、「惨敗」は必至であり、責任...
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2011-02-13 14:29
NHKはついに死んだ
花岡 信昭
拓殖大学大学院教授
2月12日午前1時、ついにムバラク大統領が辞任した。携帯のニュース速報を見て、テレビをつける。案の定、NHKは速報テロップがはいっただけ。CNN、BBCは「ブレイキング・ニュース」を当然ながらやっている。NHKはお笑い芸人の舞台裏をルポした番組をそのまま続けている。念のため、ほかの民放やBSを回し...
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2011-02-12 23:08
胡錦涛訪米記者会見時の通訳の問題
王 偉彬
大学教授
胡錦涛主席訪米の際の記者会見時の通訳問題については、すでに多くの報道があり、本欄でも1月30日に入山映氏から「胡主席は、通訳のせいにして、人権問題に関する質問にきちんと答えようとしなかった」という趣旨の投稿がありました。ご参考になればと思い、日本語の記事のなかにも次のような記事のあることを、指摘し...
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2011-02-10 10:12
中国にINF全廃条約への参加を求めるべし
岡崎研究所
シンクタンク
『ワシントン・ポスト』紙(1月2日付)で米 Project 2049 Institute の Mark Stokes と AEI の Dan Blumenthal が「米ロの間では新 START 条約が成立したが、真の脅威は、米国の前方展開基地や艦船を攻撃できる中国の中距離ミサイルであり、米国は中...
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2011-02-08 07:45
統一地方選も、総選挙も、「惨敗」必至の菅・民主党
杉浦 正章
政治評論家
唯一人心を許せる菅直人の「戦友」である首相夫人・伸子の発言が、このところ“焦り”を見せるようになってきた。首相就任当時は、余裕しゃくしゃくの“けなし”が目立ったが、最近ではあからさまな“擁護”に変わった。一方で民主党王国愛知県での知事選・市長選の大敗北が象徴することは、菅では統一地方選はおろか、総...
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2011-02-07 12:46
解散・総選挙=自・公政権復活でよいのか?
若林 洋介
学習塾経営
政権交代を政界の新陳代謝のシステムとして捉えることが必要だ。自民党中心政権に代わって、民主党中心政権が樹立したことは、政権の担い手の交代という面で評価に値するものであった。ところが新政権に新鮮な血液(人材)が注入されたことは結構なことではあったが、「政権の樹立」「政権の創造」のプロセスに入るやいな...
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2011-02-06 16:14
解散・総選挙は、政治と政治家の劣化を加速するだけだ
若林 洋介
学習塾経営
「国民に信を問う」と言えば聞こえはいいが、衆議院の解散は、他方で、国会議員(衆議院議員)がその身分を失うことを意味している。「解散・総選挙モード」になると、国会議員は、自分の議員身分を確保することに血眼になるだけだ。そうなると、ますます政治家は、選挙のことばかりで頭がいっぱいになり、国家の命運のこ...
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2011-02-06 00:27
民族うちそろって「ひきこもり」状態の日本
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
70年代の終わり、米国に住む機会があった。その頃どうにも違和感があった、つまり日本ではおめにかからない種類の居心地の悪さを感じたのが、所かまわずスプレーで書きなぐるグラフィティといわれるもの、ペーパーバッグ・レディ(全財産を大きなペーパーバッグに入れて持ち運ぶ)と称される路上生活者、それに貧困地域...
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2011-02-03 10:34
(連載)世界から軽蔑されている日本の政治家たち(2)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
どの国にとっても、国家の主権問題でしっかりした座標軸を堅持することは、外交や安全保障の根本だ。そのような座標軸をしっかり有していない国は、国際社会でまともな扱いも受けないし、尊敬もされない。いや、そもそも外交や安全保障政策が成り立たない。日本はしばしば「エコノミック・アニマル」と軽蔑的に言われてき...
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2011-02-03 07:43
これでは「脱小沢」どころか、「入小沢」ではないか
杉浦 正章
政治評論家
これでは「脱小沢」どころか、「入小沢」ではないか。強制起訴と同時にやるかと思っていた元代表・小沢一郎に対する処分を、民主党執行部はぐずぐずと先延ばしにして、やるにしても小沢にとって何の痛痒もない「党員資格一時停止」らしい。この政権の食言には慣れているが、元旦に一年の計のごとく小沢に議員辞職を求めた...
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2011-02-02 13:33
(連載)世界から軽蔑されている日本の政治家たち(1)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
興味深い事実がある。十数年前のことだが、ロシア政府がロシアにとって最も嫌な活動を「執拗に」してきた人物に、敬意を表して国家勲章を与えたのだ。故末次一郎先生(安保研代表)のことである。末次代表は、深く関わった沖縄返還問題が解決した後、1973年以後、民間の立場で北方領土返還運動に全エネルギーを注いで...
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2011-01-31 08:09
解散の大義は「政権存続の是非」で十分だ
杉浦 正章
政治評論家
早くも袋小路に入った民主党政権の幹部から「争点のない解散はありえない」などという合唱が生じているが、解散・総選挙の歴史を知らない。解散には争点もへったくれもないのだ。すべての解散が、党利党略の力関係が作用して発生する。追い込まれるか、打って出るかの要素が、左右する。今回の解散も、あるとするなら、大...
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2011-01-30 13:01
(連載)中国という国について思う(2)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
胡錦濤訪米に際しては、米国上下両院の有力議員と非公開会議の機会が設けられたり(訪日の際に衆参両院議員と同様の機会をセットする、なんて想像できますか?)、大統領主催の晩餐会の席上軽く鞘当てがあったり、と話題に事欠かないが、やはり一番面白かったのは、胡主席が(おそらく生まれて初めて)西側流の記者会見に...
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2011-01-29 07:28
(連載)中国という国について思う(1)
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
中国が、日本を抜いてGDP世界第2位に躍進した。ちなみに、中国の人口は日本の10倍以上なのだから、本当に日本を追い越すのならば、GDPが日本の10倍あってもおかしくない。それがグロスで追い越されただけで、落日の始まりみたいに日本人が大騒ぎするのは、いかがなものか。まあ、この点はしばらくおくとして、...
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2011-01-26 07:42
与謝野“袋叩き”で菅の思惑は霧消
杉浦 正章
政治評論家
「髀肉(ひにく)の嘆から解放してもらった」と、経済財政相・与謝野馨は入閣の弁を語っている。髀肉の嘆とは、中国の三国時代に蜀の英雄劉備が、戦争がないためもも肉が太ったことを嘆いたものだ。この与謝野発言は、近来まれなる独善性と出世欲にさいなまれている哀れな老人の姿を露呈している。与謝野には「寧(むし)...
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