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2012-04-25 09:45
(連載)ロシアは東アジアに何を求めるか明確にせよ(3)
河村 洋
市民政治運動家
北朝鮮の非核化に関しては、リチャード・アーミテージ元国防次官補が春原剛氏とのインタビューで「ソ連崩壊後のロシアは北朝鮮への影響力が急速に低下した」と嘆いている。しかしハドソン研究所のリチャード・ワイツ上級研究員は3月のディプロマット誌で「ウラジーミル・プーチン次期大統領が最近になって北朝鮮ではイラ...
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2012-04-25 07:06
橋下「反原発発言」の虚構を突く
杉浦 正章
政治評論家
「原子力発電の位置づけを理解し、自覚したうえで議論すべきで、政治的な材料にすべきではない」と福井県知事・西川一誠が大阪市長・橋下徹を真っ向から批判した。確かに橋下の主張が明確になるにつれて、自己都合の「暴論」で、国のエネルギー政策を「政局化」しようとする意図が、鮮明になって来ている。橋下発言は、国...
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2012-04-24 12:46
(連載)エネルギー問題の複雑さ(2)
加藤 朗
桜美林大学教授
さて、この化石燃料のエネルギーがいつまで持つかだれにもわからない。石油や石炭、メタンハイドレート、オイルサンド、シェールガス等の埋蔵量を合わせれば、ここ数十年、数百年は問題はない、との予測がある。しかし、いずれは限界が来る。また過去の太陽エネルギーの放散が原因である温暖化の弊害を考えれば、いつまで...
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2012-04-24 12:44
(連載)ロシアは東アジアに何を求めるか明確にせよ(2)
河村 洋
市民政治運動家
しかしロシアの対中関係には懸念材料もある。トレニン氏は政治面と経済面での問題点を述べている。政治的には中国の政府関係者は、バイカル湖が両国の共有遺産だといったようなロシア極東地域での領土について両国関係を悪化させかねないことをしばしば口にする。他方でロシアは尖閣列島と南沙諸島に関しては中立を守り、...
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2012-04-23 20:05
(連載)エネルギー問題の複雑さ(1)
加藤 朗
桜美林大学教授
旧聞に属するが、エネルギーに対する新たなパラダイムを中沢進一が『日本の大転換』で披露している。原子力発電について、彼はこう記している。「原子炉で起こる核分裂連鎖反応は、生態圏の外部である太陽圏に属する現象である」。これとは対照的に「石油や石炭を使った他のエネルギー利用とは、本質的に異なっている」(...
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2012-04-23 19:53
(連載)ロシアは東アジアに何を求めるか明確にせよ(1)
河村 洋
市民政治運動家
2008年の大統領選挙で、サラ・ペイリン元アラスカ州知事がロシアについて認識不足の発言をしたことで厳しく批判された記憶は生々しい。しかし考えてみれば、ロシアがアジア太平洋地域でどのようなビジョンを持っているのかはきわめて不明確である。ペイリン氏は外交政策に疎い『田舎者の政治家』かも知れない。しかし...
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2012-04-20 11:16
官僚に呪縛されない政治をどう構築するか
田村 秀男
ジャーナリスト
小生は特に官僚とか、特定の階層に幻想を抱かないのですが、それにしても、国家のGDPの過半を牛耳る官僚が自身の既得権益や利権拡張動機で政策を弄するとは、共産党支配の中国を笑えませんね。
かの国は、共産党独裁で利権が当たり前、露骨で目立つので時折権力闘争の過程で一部が露にされメディアに報道され...
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2012-04-20 06:38
「尖閣4月購入」など大風呂敷に過ぎない
杉浦 正章
政治評論家
長い間世俗の経験を積んで狡猾になることを「老獪」というが、この男の発言は常日頃から、トリッキーに満ち満ちている。まさに老獪が背広を着て歩いているようなものだと思った方がよい。都知事・石原慎太郎の記者会見をつぶさに分析すれば、来年4月に尖閣諸島を買うというより、政府に国有化させるためにうった大芝居で...
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2012-04-18 09:43
一筋縄ではいかないアフガニスタン「合意」
川上 高司
拓殖大学教授
米国とアフガニスタンは、米軍が行ってきた「夜間襲撃(あるいは拘束作戦)」について合意に達した。かねてから夜間に民家を襲撃して家人を拘束する特殊部隊による「夜間襲撃」作戦は、アフガン人の怒りと反米感情を高めてきた。それでも米国はこの夜間襲撃作戦を対タリバン作戦として有効なツールとみなしてその回数を増...
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2012-04-17 06:50
消費税政局に翻弄される原発再稼働
杉浦 正章
政治評論家
「一瞬原発ゼロ」の経産相・枝野幸男発言を再稼働への布石ととらえて油断すると、首相・野田佳彦は痛い目に遭う可能性がある。むしろ枝野発言には「一瞬ゼロ」を「当分ゼロ」または「永久ゼロ」のとっかかりにしたいとの狙いがあるのではないか、と永田町ではささやかれている。いずれにせよ全原発が止まる5月5日には再...
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2012-04-15 01:04
(連載)自衛隊の脱軍事組織化を危惧する(2)
加藤 朗
桜美林大学教授
国際平和協力が本来任務となったことは、これまで目に見える形で貢献できる仕事が少なかった自衛隊にとって組織の活性化、隊員の士気向上には大いに役立った。しかし、ここではあえてその問題点を指摘しておきたい。第1は、戦闘集団としての自衛隊の能力の相対的低下である。PKO協力や災害派遣等で、自衛隊に期待され...
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2012-04-14 11:37
(連載)自衛隊の脱軍事組織化を危惧する(1)
加藤 朗
桜美林大学教授
冷戦後、米軍をはじめ世界中の多くの軍隊が脅威対処型の軍事組織から危機管理型の警察軍的な組織へと変容している。とりわけ2001年の9.11テロ以降は、対テロ戦争の名の下に米軍が世界警察軍(グロボ・コップ)へと変容した。必然的に米同盟軍も米グロボ・コップの補助的役割を担うようになり、アフガニスタンやイ...
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2012-04-12 06:55
底流に「融和路線」の民・自「党首討論」
杉浦 正章
政治評論家
党首討論を表面的に掌握すると、今朝の朝日新聞のように「民・自泥仕合」と受け止めることになる。激しい言葉の応酬が討論のすべてのように見えるのだが、政局は“流れ”で判断しなければならない。蹴飛ばしあいの影にある真意を見極めると、首相・野田佳彦は解散・総選挙への姿勢をいよいよ鮮明にしている。一方で、自民...
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2012-04-12 06:14
危機対応機能を発揮しつつある「日中韓対話」メカニズム
石垣 泰司
アジアアフリカ法律諮問委員会委員
2008年12月、福岡でASEAN首脳会議とは無関係に、独立して第1回目を開催して以来、3国間の持ち回りで、定期的に開催されている「日中韓対話」メカニズムは、その後常設事務局がソウルに設置され、日中韓3国の人的・資金的協力の下に、外相・首脳レベルで開催される回数も増加し、3国間の政治的対話および具...
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2012-04-09 09:59
日本にサッチャーは出ないのか?
高畑 昭男
ジャーナリスト
メリル・ストリープ氏がサッチャー英首相を演じる英映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(邦題)を見てきた。ストリープ氏は米ハリウッドの大女優で、リベラルなヒラリー・クリントン国務長官とも親しい。一方、監督を務めた英国人女性のフィリダ・ロイド氏は、サッチャー氏の政策が「大嫌い」だったそうだ。そ...
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2012-04-09 09:49
(連載)坂本竜馬の「船中八策」にみる国際通貨政策(2)
山下 英次
大阪市立大学名誉教授
今回の円高は、3・11大震災直後から始まった。また、その前の円ドルに対する史上最高値は、1995年4月19日、すなわち、阪神大震災のおよそ3か月後であった。国家的災厄に遭った直後の国の通貨がなぜ史上最高値に達しなければならないのだろうか?このように、変動相場制下においては、為替レートは説明のつかな...
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2012-04-08 14:28
(連載)坂本竜馬の「船中八策」にみる国際通貨政策(1)
山下 英次
大阪市立大学名誉教授
「大阪維新の会」の「維新八策」で脚光を浴びている坂本竜馬の「船中八策」、これは、1867年(慶應3年)6月、竜馬が長崎を出航し、夕顔丸で上洛する折、その船上で考えをまとめ、土佐藩参政の後藤象二郎に提示したとされる。それが大政奉還(同年11月)後の「新政府綱領八策」となったといわれる。「新政府綱領八...
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2012-04-06 23:28
日英防衛装備共同開発の意義
高峰 康修
日本国際フォーラム客員主任研究員
政府は、我が国と英国で防衛装備品の共同開発に乗り出す方針を固め、10日に開かれる日英首脳会談で合意するである、と報じられている。政府が昨年12月に武器輸出三原則の運用改正に踏み切って、我が国も、防衛装備品の米国以外の国との共同開発に参加できるようになったが、その最初の相手国として英国を選んだことは...
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2012-04-06 20:51
小国アゼルバイジャンが注目を浴びる理由
川上 高司
拓殖大学教授
イスラエルはイランの核開発を止めるべく各関連施設への攻撃をあきらめたことは一度もない。目的達成のためなら手段を厭わない、どんな手を使うかわからない。そんな危機感がイラン攻撃を防ぎたいアメリカにはあるようだ。最近特にアメリカの軍や情報筋が懸念しているのが、イスラエルとアゼルバイジャンとの戦略的に緊密...
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2012-04-06 09:57
プーチンの大統領復帰後の米ロ関係
岡崎研究所
シンクタンク
ブルッキングス研究所のウェブサイト3月5日付で、同研究所のSteven Piferが、プーチンの大統領復帰によって、米ロ関係は若干ぎくしゃくするが、大きく悪化することはないだろう、と言っています。
すなわち、この問題については以下の5点を考慮すべきだ。つまり、(1)首相時代も実権はプーチン...
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