ホーム
新規
投稿
検索
検索
お問合わせ
2012-08-26 00:22
オバマ陣営が諸手を挙げて歓迎する共和党副大統領候補
川上 高司
拓殖大学教授
2012年の大統領選挙で唯一空席だった共和党副大統領候補の指名が発表された。ロムニーは、下院予算委員会委員長のポール・ライアンを指名、ライアンは42歳でウイスコンシン州で生まれ育った保守派のアメリカ人である。ライアンの指名は、ロムニーがいかに外交問題よりも財政問題を重視しているかを物語っている。ロ...
▶続きはこちら
2012-08-24 18:45
超円高をまず直せ
田村 秀男
ジャーナリスト
すったもんだの揚げ句、消費増税法案が国会で成立した。自民党による内閣不信任案や問責決議案提出の動きを、大手メディアがこぞって批判し、「消費増税法案が廃案に追い込まれると、日本は国際金融市場で信認を失い、日本国債が暴落する」というキャンペーンを展開したのが、最も効いたようだ。その背後には財務官僚がい...
▶続きはこちら
2012-08-23 14:45
(連載)ダマスカス戦線異常なし(2)
加藤 朗
桜美林大学教授
また強制退去を受けて空港へ護送される途中、車窓からは、2カ所で装甲車に乗った兵士が道路を監視しているのを見ただけである。シリア到着時にタクシーで市内に向かったが、その時には兵士の姿や装甲車など全く見なかった。また強制退去させられた時の空港の様子も普通の空港と全く変わらなかった。空港に銃を構えた兵士...
▶続きはこちら
2012-08-23 06:48
野田は問責成立でも会期切れに逃げ込む
杉浦 正章
政治評論家
どうしてこう見え見えの淺知恵を考え出すのだろうか。民主党幹事長・輿石東が、1票の格差是正を「潰す」のが狙いで、「今国会でやる」と突然強硬なる国会運営に転じたのだ。これによって、定数是正の早期実現は返って遠のくことになる。遠のけばどうなるかだが、野田の解散がやりにくくなる。解散がやりにくくなれば、政...
▶続きはこちら
2012-08-22 11:23
(連載)ダマスカス戦線異常なし(1)
加藤 朗
桜美林大学教授
2012年8月17日、TBSと日テレの取材チームがシリア北部の町アザーズにトルコ国境から入国し、政府軍による攻撃のもようをリポートしていた。両局の報道ぶりは、まるでシリア全体が戦場であるかのような局部拡大方式のメディア操作としか言いようがない。トルコ国境から入国できたということは、少なくともシリア...
▶続きはこちら
2012-08-20 06:53
「事なかれ主義」に徹した民主政権の尖閣上陸事件対応
杉浦 正章
政治評論家
「今度やったら承知しない」と外務副大臣の山口壮が“遠吠え”をしているが、遅いのである。尖閣上陸事件で香港の海賊のような活動家連中は「10月にもやる」と高笑いしている。この場面は、どう見ても上陸させるべきではなかった。洋上で公務執行妨害の現行犯として逮捕、送検して、国内裁判にかけるべきだった。事件の...
▶続きはこちら
2012-08-08 09:44
(連載)ユーゴミサイル輸出と「平和利用」(3)
鈴木 一人
北海道大学大学院法学研究科教授
むしろ、問題にしたのは別のガイアツである、アメリカからの技術移転であった。その結果、生まれた「宇宙の平和利用原則」決議は、故に、日本の国内から生まれた宇宙の平和利用への歯止めではない。アメリカの技術が移転されるから、それは軍事転用される危険がある、という論理で作られたものである。
しかし、...
▶続きはこちら
2012-08-08 06:53
野田は党首会談で解散に「踏み込む」しかない
杉浦 正章
政治評論家
事態打開のための民・自・公の党首会談ができるかできないかは、8月8日未明にかけての水面下の調整に絞られている。首相・野田佳彦周辺と自民党総裁・谷垣禎一周辺の非公式接触で何が生まれるかだ。自民党側は文書による今国会解散確約を主張、官邸側はこれに難色を示している模様だ。「解散」をどう表現するかはすべて...
▶続きはこちら
2012-08-07 11:59
(連載)ユーゴミサイル輸出と「平和利用」(2)
鈴木 一人
北海道大学大学院法学研究科教授
しかし、ESAの平和利用は、日本の平和利用と解釈が異なる。1969年の決議では、日本の平和利用は、防衛省や自衛隊の予算を使うことも、宇宙技術を開発することも、宇宙機器を保有することも、宇宙政策に口を出すことも認められなかった。すなわち「非軍事」という解釈であった。他方、ESAでは、加盟各国の安全保...
▶続きはこちら
2012-08-06 21:29
(連載)ユーゴミサイル輸出と「平和利用」(1)
鈴木 一人
北海道大学大学院法学研究科教授
2012年7月15日の朝日新聞で「日本のロケット技術、旧ユーゴで軍事転用 元軍幹部証言」との記事が出された。これは拙著『宇宙開発と国際政治』でも取り扱った事柄なので、興味をもって読んだ。この記事では1960年代(正確には1950年代)から糸川英夫博士率いる宇宙科学研究所が開発した固体燃料を推進剤と...
▶続きはこちら
2012-08-03 06:49
野田は「解散」で名誉ある譲歩をせよ
杉浦 正章
政治評論家
まるで人種差別だ。人格、識見、専門知識と3拍子そろっている人物を「原子力ムラ出身」として反対する。なりふり構わず反対の先頭に立つ鳩山由紀夫は、「ルーピームラ村長」のくせに国会議員をやっていていいのかと言いたくなる。原子力規制委員会人事は与野党ともに政局化すべきではない。国のエネルギー政策の根幹を担...
▶続きはこちら
2012-08-02 18:13
行き詰まった虚業金融
田村 秀男
ジャーナリスト
現代金融とは、電子空間で創出されるマネーのやりとりのことである。そこは、神の手ではなく、強欲な人の手による操作が入り込むという重大な欠陥が明らかになった。それがLIBOR事件の本質である。それを防ぐ決め手がないとしたら、現代金融システムは崩壊せざるをえなくなる。事件の深淵はあまりにも深い。今、ロン...
▶続きはこちら
2012-07-31 09:37
(連載)公共交通にみる規制緩和の負の遺産(2)
山下 英次
大阪市立大学名誉教授
タクシー1台当たりの収入が極端に少なくなったために、今では、タクシー運転手は、それだけでは家族を養えるような職業ではなくなった。いま、日本のタクシー運転手は、ほとんどが高齢者であるが、それは、年金を受給しながらでないとやっていけないほど収入が低くなってしまったからである。本来、タクシーの運転手は、...
▶続きはこちら
2012-07-31 06:49
朝日よ、安保もエネルギーも天から降らぬ
杉浦 正章
政治評論家
7月30日付の朝日新聞はまさに反原発一色の編集方針で覆われた。社説では、国会を取り巻く前日のデモを「もの言わぬ国民による異議申し立て」と礼賛した。「もの言わぬ国民」は普通サイレント・マジョリティで、デモに参加しない市民をさすのだが、朝日の用語は特別なのだろうか。60年安保の時もそうであったが、その...
▶続きはこちら
2012-07-30 16:41
(連載)公共交通にみる規制緩和の負の遺産(1)
山下 英次
大阪市立大学名誉教授
公共交通における行き過ぎた規制緩和の弊害が顕著に現れている。規制緩和というと、小泉政権(2001年4月~2006年9月)がすぐに思い浮かぶが、それ以前の自民党政権から始まっており、小泉政権下でピークに達した。過去の行き過ぎた規制緩和の負の遺産が、現在、際立って出ているのがバスとタクシーである。貸切...
▶続きはこちら
2012-07-26 17:14
吉田重信、山下英次両氏の中国論に危惧を感ずる
中山 太郎
団体非常勤職員
7月25日の「百花斉放」欄への吉田重信氏の投稿「丹羽駐中国大使更迭の意味合いー日本外交の挫折」および7月26日の本欄への山下英次氏の投稿「真の意味での日本の独立を改めて考えさせる書」の論述を見て考えるところを述べる。お二人の文章は、論理も筋が通り、端麗なきっちりした文章だ。過去のすぐれた経歴をうか...
▶続きはこちら
2012-07-26 07:16
真の意味での日本の独立を改めて考えさせる書
山下 英次
大阪市立大学名誉教授
『維新と興亜に駆けた日本人―今こそ知っておきたい二十人の志士たち』(坪内隆彦著、展転社、220011年11月)の書評を述べたい。本書は、藩閥政治によって、損ねられていた明治維新の建国の理想を取り戻そうとして活動したわが国の興亜の思想家20人を紹介することを通じて、独立心を持った本物の日本人像を浮か...
▶続きはこちら
2012-07-25 06:50
森の狙いは“谷垣再選”と「話し合い解散」の連動だ
杉浦 正章
政治評論家
イチローの電撃移籍の解説には熱心だが、どの新聞も元首相・森喜朗の“電撃引退表明”を解説できていない。なぜこの時点で表明したかといえば、ある意味で森は身を挺(てい)して「話し合い解散」の流れを推し進めようと言うことだ。自民党内で消費増税法案否決論が高まりつつある中で、森はこれに水を掛け、総裁・谷垣禎...
▶続きはこちら
2012-07-24 11:19
(連載)野田首相はオスプレイに乗って尖閣諸島へ飛べ(2)
高畑 昭男
ジャーナリスト
来日したクリントン米国務長官が「沖縄に配備すれば、日本の防衛や人道・救難支援の任務が格段に強化される」(8日)と強調したように、海兵隊の展開能力や行動範囲を飛躍的に高めるオスプレイ導入は、日本の安全に直結する。同盟の抑止力を高める上でも不可欠といっていい。また、東日本大震災や最近、九州などを襲った...
▶続きはこちら
2012-07-23 13:01
(連載)野田首相はオスプレイに乗って尖閣諸島へ飛べ(1)
高畑 昭男
ジャーナリスト
沖縄の米軍普天間飛行場への配備が決まった米海兵隊の新型垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの第1陣(12機)を載せた輸送船が米軍岩国基地(山口県岩国市)にやってきた。米政府は当初、沖縄へ直接配備する計画だったが、「安全性」をめぐる地元の懸念に配慮していったん岩国基地へ搬入し、安全性を確かめた後に沖縄...
▶続きはこちら
«最初
«前
141
142
143
144
145
次»
最後»
総論稿数:4731本
東アジア共同体評議会