国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百家争鳴」
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2022-04-22 17:11

第20回党大会・3選を目指す習近平総書記の憂鬱

坂本 正弘 日本国際フォーラム上席研究員
1.三選への目覚ましい成果 
 2022年3月の人民代表者会議・政治報告は、2021年を党と国家の歴史上、極めて意義ある年だとしたが、以下の成果は習総書記3選への道ともいえた。第一に、中国共産党成立100周年の7月、「小康社会の実現」という国家目標達成の宣言をした。更に、11月6中全会で毛沢東、鄧...▶続きはこちら
2022-04-22 10:00

(連載2)パキスタン首相の失職と日本の政情

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 しかし、そのようにしてしまうと、逆に、ロシアに依存していた経済が悪化し、経済がうまく進まなくなる。それが行くところまで行くとカーン氏のようなことになる。政治経済をどのように回してゆくのかということと、ロシア・ウクライナ情勢をしっかりと見極めて外交をするということは、実はリンクしているという一例だ。...▶続きはこちら
2022-04-21 23:06

(連載1)パキスタン首相の失職と日本の政情

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 最近、ウクライナ情勢のニュースばかりで、日本の政治に関しては報道が手薄な日が続いている。日本のメディアというのは、砂糖水にたまる蟻のように、どのメディアも同じ方向にしか向かないし、その切り口もほぼ同じだ。例えば、そのウクライナのニュースとして取り上げられるのは、ウクライナとロシアの戦いがどう推移し...▶続きはこちら
2022-04-20 09:56

(連載2)ロシア専門家のウクライナ問題予測を振り返る

中村 仁 元全国紙記者
 「ウクライナの政権に過剰な支援を行わないことが安定した日露関係を維持し、北方領土交渉の環境を整備する上で、死活的に重要になってくる」とも。敵対関係に陥っても、相手国とのパイプを持つ人物の存在が必要であるにしても、文筆活動でこうまで公言したことの総括が必要です。日本は欧米民主主義国と結束して、大規模...▶続きはこちら
2022-04-19 21:24

(連載1)ロシア専門家のウクライナ問題予測を振り返る

中村 仁 元全国紙記者
 ロシアのウクライナ侵略の残虐ぶりは目を覆うばかりです。首都キーウ近郊で地元住民ら何百人もの遺体がみつかり、地雷を仕掛けられていた遺体もあった。次々に流れてくる映像が示すのは、歯止めがかからず人間とはいえなくなった独裁者の恐ろしさです。プーチン大統領によるウクライナ併合というより、正気を失った独裁者...▶続きはこちら
2022-04-16 20:47

ウクライナ戦争で変わる中国

古村 治彦 愛知大学国際問題研究所客員研究員
 ウクライナ戦争は膠着状態に入り、欧米諸国はロシア軍の戦争犯罪を糾弾する姿勢を取っている。アメリカのジョー・バイデン大統領は「ロシアのウラジミール・プーティンは虐殺者であり、戦争犯罪人なので裁判を受けさせる」と述べている。どのような形の裁判を行うのかということは全くの不明確だが、国際刑事裁判所(In...▶続きはこちら
2022-04-16 10:15

(連載2)ウクライナ危機で露呈する日本のエネルギー問題

倉西 雅子 政治学者
 風力発電の分野においても、国際市場にあっては凡そ中国系企業並びに欧米系企業によって世界市場のシェアが占められておりますので、同分野にあっても海外依存体質が深まる一方となります。発電地は国内ですのでエネルギー自給率が上がるようにも見えるのですが、その実、海外依存性においては化石燃料による発電と変わり...▶続きはこちら
2022-04-15 23:00

(連載1)ウクライナ危機で露呈する日本のエネルギー問題

倉西 雅子 政治学者
 ウクライナ危機は、ロシアが世界屈指の石油・天然ガスの産出国故に、地理的に離れている日本国に対しても、深刻なエネルギー問題を突き付けることとなりました。エネルギー自給率が著しく低い現状にあって、エネルギー資源の国際価格が上昇すれば、一般家庭の家計や企業経営を圧迫しますし、貿易収支の一層の悪化も懸念さ...▶続きはこちら
2022-04-14 19:42

「核の傘」を強化する日米の協議機関を設置せよ

加藤 成一 外交評論家(元弁護士)
 2月24日に始まったロシアの「ウクライナ侵略」は、ウクライナ国民の生命財産と同国の領土に悲惨で甚大な被害と損害を与えており、いまだに停戦の見通しすら立たない状況である。「専制主義国家」のロシアによる、力による現状変更の試みは、第二次世界大戦後の国連を中心とする国際秩序に対する重大な挑戦であるととも...▶続きはこちら
2022-04-12 14:51

ウクライナ戦争-日本として実行可能性のある国際協調について-

橋本 宏 日本国際フォーラム
 連日ウクライナの無辜の民に対するロシア軍の残虐行為がテレビで報じられています。早期停戦を実現するため、日本としても何か積極的な貢献はできないものかと、焦りを深める人が多いことでしょう。今後の貢献策について検討する際、私たちが依って立つ基本的な姿勢を再確認する必要があります。私たちは、ポツダム宣言の...▶続きはこちら
2022-04-09 10:00

(連載2)参議院選挙の見通しと各党の思惑

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 立憲民主党の票は大きく分けて三つに分かれる。一つは議員個人の持ち票である。つまり「議員のファン」であり、その議員がどの政党に行こうと、地元で応援するというような人々だ。後援会などがその中心になる。次に、「反自民投票」である。この人々は「自民党でなければよい」という人である。そのような人々が日本維新...▶続きはこちら
2022-04-08 22:43

(連載1)参議院選挙の見通しと各党の思惑

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 参院選が7月に控えている。選挙期日があらかじめわかっているので、与野党ともにある程度計画的に選挙戦に備えることができるので、衆院選では不利なタイミングで戦わざるをえないことが多い野党も善戦することが多いのが参院選だ。しかし、評判がいまいちな岸田内閣に対して、野党に風が吹くのかというと、野党に関して...▶続きはこちら
2022-04-07 10:09

(連載2)夏の参議院選に向け、自民党は盤石か

岡本 裕明 海外事業経営者
 そこでワクチン担当相のポジションの重みを外すための工作をします。明らかにコロナから回復傾向にあるということを国民に周知させるのです。入国規制も緩めたし、まん防も解除されます。感染者数は漸減ながらも回復傾向で重篤化はしにくい、医療崩壊も起きていないことを改めて認知してもらうことでワクチン担当相のポジ...▶続きはこちら
2022-04-06 20:57

(連載1)夏の参議院選に向け、自民党は盤石か

岡本 裕明 海外事業経営者
 夏の参議院選に向け自民党は盤石か。私の見方はYESです。確実と言ってよいでしょう。それは岸田首相に人気があるというより岸田首相がフォローの風の中で幸運をつかんだ、と言ってよいと思います。岸田首相の就任当初、私は「(個人的にはスタイルは好きではないけれど)長期政権になると思う」と述べさせて頂きました...▶続きはこちら
2022-04-05 21:34

「共産党を権力の外側に」が示す野党のあるべき姿

加藤 成一 外交評論家(元弁護士)
 著名政治評論家の屋山太郎氏は、3月31日「アゴラ言論」掲載論文「共産党を権力の外側に」において、日本において容易に野党への政権交代が実現しないのは、共産党が存在し、常に「野党政権」に加わろうとするために、野党全体が反共産アレルギーの影響を受けるからであり、前回の総選挙ではこれが立憲民主党離れを起こ...▶続きはこちら
2022-04-01 17:55

ウクライナ侵攻を裏打ちする「集団的自衛権」

伊藤 洋 山梨大学名誉教授
 まるでウクライナの無辜の民が暮らす国に完全武装の軍隊を投入し、あまつさえ「核攻撃」までほのめかして脅迫するロシア軍のトップがプーチン大統領である。いまや、世界大半の人々や政府からダカツのごとく嫌われている悪のアイコンだ。筆者もまたこれらの人々と同じ気持ちである。しかし、彼の行状は一定のルールにのっ...▶続きはこちら
2022-04-01 12:11

(連載2)ポストコロナで世界経済に春が来るか

岡本 裕明 海外事業経営者
 リモートワークについてはその便利さと移動しなくてもよいというメリットは今後も享受する展開となる一方、会社としては出社が原則になるとみています。2年間リモートワークを進めた結果、企業として長所短所の分析が進んでいると思いますが、リモートワークでも耐えらえる性格の人とそうではない人がいることは明白です...▶続きはこちら
2022-03-31 21:48

(連載1)ポストコロナで世界経済に春が来るか

岡本 裕明 海外事業経営者
 現在のオミクロン株は末期に入ってきたように感じますが、地域により見事に状況が違っています。欧米は数字の上では収束に向かって着実に改善が進む一方、アジアは日本がいち早くピークアウトしたものの新規感染者数の減少数はゆっくりとしたペースです。また、アジア全般を見渡すととんでもなく悪化しているところも見ら...▶続きはこちら
2022-03-29 19:33

ウクライナに降伏を勧める人へ

赤峰 和彦 自営業
 外部からの侵攻を受けた場合、海に四方を囲まれた日本人には、容易に国外退避する方策はなく、有事には降伏して奴隷の道を選ぶのか、無為無策で玉砕に至るのか、防衛力を高めて国を守るのか、この三つの選択しかありません。この中で、奴隷の道を選んだ場合はどうなるのでしょうか。戦争犯罪ではナチス・ドイツのホロコー...▶続きはこちら
2022-03-27 19:32

(連載2)ウクライナ危機をめぐる日本人の紋切り型の世界観

篠田 英朗 東京外国語大学大学院教授
 紋切り型の第四は、「人間には誰でも欠点はある」論である。鈴木宗男議員が、「ウクライナにも責任はある、喧嘩両成敗がよい」といったことを国会で発言して、話題になった。「清濁併せ呑む」「長いものに巻かれろ」「見ざる聞かざる言わざる」・・・、なんでもいいが、弱者が強者に屈服しさえすれば、問題は解決し、世界...▶続きはこちら
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