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2008-11-17 11:58
中国・ラオスに見る地方行政システム強化の必要性
武石 礼司
東京国際大学教授
中国、ラオスといった共産党の一党独裁の政治体制をとる社会主義国において、地方行政システムをどのように育てていくかが、各国の課題となっている。筆者は今夏、中国およびラオスの農村地域を訪問する機会を持ったが、いずれの地域においても、経済の近代化に不可欠な「中央行政機関の意向が地方に伝達される経路」にお...
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2008-11-14 10:15
(連載)第一次世界大戦終結90周年慰霊式典(2)
佐藤 守
元航空自衛官
サルコジ大統領も、神父も、その自己犠牲と奉仕の精神を称え、サルコジ大統領は、第一次大戦に駆けつけてくれた同盟国、米、英をはじめ、インド、ニュージランド、中国、ギリシャ・・・などの関係各国名を挙げて感謝することを忘れなかった。そして「ただ、ただ、兵士達への尊敬の念あるだけである。恐ろしい戦争から人間...
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2008-11-13 11:27
(連載)北朝鮮の変化に中国はどう対処するか(2)
武貞 秀士
防衛省防衛研究所統括研究官
その4 北朝鮮の内部動向を注視する中国に対して、東北工程が絡んでの関心ではないか、と韓国は懸念を抱いている。「高句麗は中国の地方政権であった」という「根拠」が中国の北朝鮮への軍事介入の根拠になる、という指摘をする韓国人専門家もいる。韓国の懸念を中国がどう配慮するかは不明である。
その5 韓...
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2008-11-13 11:01
(連載)第一次世界大戦終結90周年慰霊式典(1)
佐藤 守
元航空自衛官
田母神前空幕長が出席した参院安保防衛委員会の中継がなかったのには失望した。与野党間で田母神氏の言論を制限するため「取引」があったというが、両者共によほど「公表されては困る」ことがあったのかもしれない。インターネットで見ることにしたのだが、「メンテナンス中」で視聴不能。何と無く「言論弾圧もここまで進...
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2008-11-12 16:04
(連載)北朝鮮の変化に中国はどう対処するか(1)
武貞 秀士
防衛省防衛研究所統括研究官
北朝鮮の指導者、金正日国防委員長の健康異変説に関連して、北朝鮮指導体制が急変する可能性、そのとき中国はどう出るかに関心が集まり、様々な議論が出ている。人民解放軍の単独軍事介入説、傍観説、米国、韓国との協調介入説などがあり、欧米メデイアが紹介をしている。北朝鮮情勢が短期間で激変するとき、中国はどう出...
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2008-11-12 10:57
「田母神論文」問題の本質を見据えたい
花岡 信昭
ジャーナリスト
田母神俊雄・前空幕長の「論文」問題は、なにやらおかしな方向に波及しつつある。ひとつは、退職金の返納を求めるという話だ。懲戒免職になったのならともかく、防衛省は定年退職というかたちを取った。退職金の返納というのは、田母神氏にいわば「非行」があったということになる。これはスジ違いというべきだ。田母神氏...
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2008-11-11 10:42
オバマ大統領誕生の報に思う
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
史上はじめての黒人大統領の誕生である。1963年キング牧師の有名な演説 ”I have a dream.”、それに次ぐ64年の公民権法成立。68年のキング牧師暗殺といった一連のできごとから、40余年にして米国はこの日を迎えた。その背景についてさまざまな解釈は可能であろうが、多くの独善・短所にも関わ...
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2008-11-08 21:24
今次の世界的金融危機は、アジア地域統合推進の好機
山下 英次
大阪市立大学大学院教授
10月21日付けの本欄に対する投稿第722号で、村上正泰副議長が「第6回東アジア・フォーラム(EAF)」での議論について報告されている。その中で、今回の米国発のグローバル金融危機について、これは「危機」であるが、同時に「機会」でもあるとの議論がなされたこと、EAFの発案者である韓国から「常設事務局...
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2008-11-08 13:26
(連載)旧日本軍はそんなに立派だったのか(2)
大江 志伸
江戸川大学教授・読売新聞論説委員会特約嘱託
田母神論文は「日本軍の軍紀が他国に比較して如何に厳正であったか、多くの外国人の証言もある」と主張する。自国の軍隊を美化するため、なぜ「外国人の証言」が必要なのか。高級将官の軍紀無視、下克上、人道にもとる暴力の横行といった旧軍の悪弊は、あまたの日本人が体験談として証言している。折しも、ノーベル賞作家...
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2008-11-07 14:35
(連載)旧日本軍はそんなに立派だったのか(1)
大江 志伸
江戸川大学教授・読売新聞論説委員会特約嘱託
前代未聞の「妄言」論文を寄稿の形で公表し、解任された田母神俊雄前航空幕僚長の一件について、主要新聞各紙はそろって厳しく糾弾する社説、論評を掲げた。擁護に回ったのは「歴史観封じてはならない」の社説を掲載した産経新聞のみであった。その中で秀逸だったのが、日本経済新聞(11月3日付)の「田母神空幕長の解...
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2008-11-07 06:42
東アジア共同体構築に水をさす中国の軍拡
石垣泰司
東海大学法科大学院
東アジア共同体構築に向けての地域関係諸国の取り組みにはかばかしい進展がみられないのは、現在の地域全般的情勢に照らしやむを得ないとしても、政治的・経済的・文化的地域協力は、すべて平和的共存・協調の精神を前提として進められてきていることはいうまでもない。しかし、他方において、地域関係諸国が国防・安全保...
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2008-11-06 09:42
拉致を許して独立国家とは言えない
花岡 信昭
ジャーナリスト
米政府のテロ支援国指定解除は、ほとんど確実視されていた。8月の発効期限から2カ月遅れただけにすぎない。これを日本への配慮の結果、と見るのは勝手だが、日本の拉致問題は当初から「枠外」だったのではないか。政府・外交当局はそのことを知っていたはずである。指定解除は時間の問題だった。これを懸命の外交努力、...
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2008-11-05 09:30
ジャン・モネ『回想録』の全訳・出版に当たって
近藤 健彦
明星大学教授
かねて本欄で何度か触れさせていただいている「欧州統合の父」ジャン・モネの『回想録』(1976)が、私の全訳で日本関税協会から近々出版される運びとなった。ことの起こりは、アジア共同体問題の権威進藤栄一筑波大学名誉教授のご発案・ご示唆によるものである。昨今の出版事情のなかで、仏語600ページもの翻訳を...
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2008-11-04 15:39
米新大統領の対日・対アジア政策如何?
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
マケインが、オバマは徴収された税金から受ける恩恵を広く皆で分かち合おう(spread)、あるいは再配分(redistribute)しようとしていると攻撃し、これは社会主義者だ、とペイリンはいう。所得税最高税率の引き下げは「金持ち優遇」で、一律消費税は「貧者に厳しい」税制度だ、という空気が支配的なわ...
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2008-11-01 17:24
(連載)資源保有国は強者で非保有国は弱者か(3)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
かつてわが国の資源エネルギー庁が、先に述べたロシアのパイプラインを太平洋岸に「結んでもらう」ために、モスクワにお百度を踏んで、懇願したことがあった。このような姿勢で、日本政府が北方領土問題を交渉できるはずがない。私は、ロシアにとって、早い、遅いの違いはあっても、いずれ太平洋岸にパイプを結ばざるを得...
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2008-10-31 14:42
(連載)資源保有国は強者で非保有国は弱者か(2)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
たとえば、最近のエネルギー資源をめぐる中露関係を見ると、価格問題で中露はなかなか折り合いがつかず、関係が複雑化している。ロシアは資源保有国で中国は資源購買国であるが、必ずしもこの交渉でロシアが強者の立場にあるわけではない。中国は、トルクメニスタンやカザフスタンからより安く石油や天然ガスを購入するた...
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2008-10-31 09:57
移民集団による新規起業の可能性
四条秀雄
不動産業
戦争直後から高度成長期に掛けてあれほど活力に満ちていた日本社会の起業意欲が最近は著しく衰えてしまった、という意見が少なくありません。実際のデーターでも、廃業率が開業率を上回り、日本の企業の数はどんどん減少しています。政府が数多い施策を打っても、漸減の傾向は止まることがありません。なぜでしょうか?
...
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2008-10-30 22:18
(連載)資源保有国は強者で非保有国は弱者か(1)
袴田 茂樹
青山学院大学教授
最近、ある会合で国際エネルギー問題に詳しいマスコミ関係者の話を聞く機会があった。その専門家は、要約すると次のような見解を述べた。
最近はエネルギー保有国の資源ナショナリズムなどが強まり、お金を出しても資源が買えないという状況も生じている。日本の企業がある国から資源を購入しようとしても、「...
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2008-10-30 13:33
外交に打ち出の小槌はない
中山 太郎
団体非常勤研究員
拉致問題で思い起こされるのは、横田めぐみさんの母上と弟さんが米大統領と会見したときのテレビ報道を一緒に見ていたカナダ人の言った言葉である。彼は「あの若い男は、日本海軍に入り、姉を取り戻すため何かをやる意志はあるのだろうか?一人で対馬海峡を渡り、なんとしても救いに行く気構えはあるのだろうか?」と述べ...
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2008-10-29 13:07
公益法人制度改革の「公益」に異議あり
入山 映
サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
米国が北朝鮮のテロ国家指定を取り消す、という。たしか「日本の拉致問題について一定の「進展」がなければ、テロ指定は取り消さない」とブッシュ大統領は約束した筈だ。どんな進展が見られたというのか、それをこそ麻生氏は聞いてみるべきだった。「前の首相に約束したと思うよ。お宅の首相は、あまりくるくる変わるから...
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