国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百家争鳴」
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2009-01-07 16:19

元日付けの新聞トップはこれでよいのか

花岡 信昭  ジャーナリスト
 新聞社の現役時代、元日紙面の1面トップはトクダネで飾るのが恒例だった。だから、各部ともこれぞと思うネタを元日付に出そうと競い合った。これがこのところ変わってきた。大型企画を1面トップに置くことが増えた。今年はさらにその傾向が顕著になった。主要紙でみると、ストレート・ニュースで勝負していたのは、読売...▶続きはこちら
2009-01-06 13:15

イスラエルとパレスチナはどこへ行く

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 イスラエルはガザへの地上軍投入に踏み切った。民衆を巻き込んだ非正規軍との戦いに「勝利」はなく、泥沼化するだけであることは、誰よりも良く知っている筈のイスラエルが、敢えてこの行動に出た背景については、憶測を含めていくつかの観測が乱れ飛んでいる。それについて論評する前に、意外に日本では知られていない、...▶続きはこちら
2009-01-01 07:26

新年明けましておめでとうございます

伊藤 憲一  東アジア共同体評議会議長
 2009年、平成21年の年頭を迎えるに当たり、東アジア共同体評議会を代表して、日頃その政策掲示板「百家争鳴」にご投稿賜り、またはご愛読頂いております全国、全世界の皆様に、謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 早いもので、2006年4月7日に「百家争鳴」を世に送り出して以来、3度目の正月を迎え...▶続きはこちら
2008-12-31 08:31

発想を一新し、アジア太平洋共同体構築をめざせ!

近藤 健彦  明星大学教授
 ジャン・モネの回想録から窺う限り、彼の統合哲学の真髄はシンプルなことである。アジア共同体の議論でも“back to Basics”が必要ではないか?

 相川一俊外務省地域政策課長は、さる3月31日に開催された東アジア共同体評議会の第24回「政策本会議」の席上、「ASEANが中心になっていると...▶続きはこちら
2008-12-29 08:51

(連載)金融危機と日中協力(3)

関山 健  東京財団研究員
 そこで、筆者は、国際決済銀行や国際通貨基金の統合改組によって、ケンブリッジ大学のJ.L.イートウェル博士とニューヨーク大学のL.J.テイラー教授が主張するような「世界金融機関」を設立し、そのうえで、その意思決定機関たる理事会において拒否権を有する常任理事国に日本がおさまるように、国際金融システム改...▶続きはこちら
2008-12-28 09:13

(連載)金融危機と日中協力(2)

関山 健  東京財団研究員
 さて、長期的な「国際金融システム改革」だが、筆者は、現在のアメリカ中心の国際金融システムを改革し、米国、EU、中国、日本が対等に影響力と発言力を有する仕組みに変えるように、日本と中国が協力することは、両国の利益に適うことだと考える。そのためには、例えば、国際的な金融取引に関するルール作りと監督を担...▶続きはこちら
2008-12-27 18:16

南米諸国連合の発足:もはや「米国の裏庭」ではない

山下 英次  大阪市立大学大学院教授
 やや旧聞に属するが、今年5月ブラジリアで開催された第3回南米諸国連合サミットにおいて、南米の全12カ国が参加する南米諸国連合(スペイン語略称:UNASUR)条約が採択された。条約(UNASUR Constitutive Treaty)は全27条からなるが、そこではUNASURの本部をエクアドルのキ...▶続きはこちら
2008-12-27 16:58

(連載)金融危機と日中協力(1)

関山 健  東京財団研究員
 アメリカ発の金融危機は世界中に波及しているが、比較的影響が小さいと言われていた日本と中国でも、景気の後退が著しい。この危機拡大の局面に当たって、日中両国は、(1)当面の金融危機の深刻化防止策、(2)中期的な景気下支え策、(3)長期的な国際金融システム改革のそれぞれについて、協力すべきだし、それは可...▶続きはこちら
2008-12-25 21:30

必要な草の根レベルの国際交流の視点

西垣 進一  自営業
 12月18、19日付けの辻正寛氏の本欄への連載投稿「日本人の英語力について」を興味深く読ませていただきました。日本人の英語力について、他のアジア諸国と比較し、植民地化された経験の有無が現在にまで影響を及ぼしているというご指摘には、「なるほど」と納得させられました。とはいえ、結論部分で、日本人の英語...▶続きはこちら
2008-12-24 16:19

タイ王政の試練が始まった

大江 志伸  江戸川大学教授・読売新聞論説委員会特約嘱託
 タイのアピシット首相(民主党党首)率いる新内閣が12月22日、プミポン国王の前で宣誓式を行い、正式に発足した。有能ながら強権体質のタクシン首相を追放したクーデターから2年3か月、タクシン元首相派主導の政権打倒を叫ぶ反政府勢力が首相府、国際空港の占拠という非常手段に訴えてから4か月を経て、反タクシン...▶続きはこちら
2008-12-22 09:55

(連載)「審議会」「調査会」の類の弊害(2)

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 何がそんなに馬鹿げているのか。この世界に余り詳しくない読者のために解説すると「ある年度の収入はその年に使い切るのが当たり前で、使い残りが出るのは例外的。それも次の年には使い切れ」というのは、単に組織の継続した存在にとって非現実的な前提であるのみならず、次のような馬鹿げた事態によって、法人の自己統治...▶続きはこちら
2008-12-21 17:25

(連載)「審議会」「調査会」の類の弊害(1)

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 『日本経済新聞』の「私の履歴書」は、功成り名遂げた方々の自分史なのはご承知の通り。よって、あまり面白い読み物である場合は少ないが、経済学者の小宮隆太郎氏の12月17日掲載分は実に痛烈で、久々に溜飲の下がる思いであった。中央省庁の設置する審議会・調査会の類いについての忌憚ない意見が述べられている。少...▶続きはこちら
2008-12-19 09:37

(連載)日本人の英語力について(2)

辻 正寛  会社役員
 こうなると、我が国があるべき英語教育をめぐって「ああでもない、こうでもない」と議論していること自体が、たいそう牧歌的に見えてくる。幼少からの英語教育にせよ、英語公用語化論にせよ、言いたいことは分かるが、そもそも何のために英語力をつけるのか、がはっきりしていない。目的と手段の関係があいまいなのである...▶続きはこちら
2008-12-19 09:24

戦前の二の舞を踏む今日の日本

四条 秀雄  不動産業
 戦前の大日本帝国は、大恐慌下における左翼思想の浸透と統帥権干犯問題で国家のコントロールを失い、軍国主義的な全体主義に陥り、最後には崩壊しました。そういう目で今日の日本をみると、今回もまた日本は、同じ道を歩みつつあるようにみえるのです。大恐慌を金融危機に、左翼思想の浸透を外国勢力と結託したマスコミの...▶続きはこちら
2008-12-18 10:01

(連載)日本人の英語力について(1)

辻 正寛  会社役員
 いまさら指摘するまでもないが、東アジアにおいて、特に高等教育を受けた人口層で比較した場合、英語力でいちばん引けをとっているのは日本であろう。植民地化された過去を持たない歴史的経緯からして容易に説明がつく話である。宗主国の言葉を強いられたことがない上、日本語がたくみに他の言語や文化を吸収できる特性を...▶続きはこちら
2008-12-17 02:27

地域統合は安全保障優先で考えよ

百瀬誠也  作家
 地域統合を考えるために最も優先すべきことは、安全保障である。これを抜かして論議することは、土台を考えずに建物を建てることに等しい。すると、政治体制の異なる中国や北朝鮮、ミャンマーのような国とは、矛盾したまま統合することなどあり得ない。さらに安保のために統合を進めるなら、東アジアや太平洋などというよ...▶続きはこちら
2008-12-16 09:53

日本にプロの政策策定者はいるか?

入山 映  サイバー大学客員教授・(財)国際開発センター研究顧問
 本欄では、再三にわたって内需拡大政策の必要性を論じてきたが、では、その政策は誰が作るのか、どんな人々が作るのか、という話をしてみたい。その見当がついていなければ、私の主張は、あどけない願望の表明にすぎなくなるからだ。こうならいいな、あんなことをしたら喜ばれるな、というウィッシュ・リストをただ書き並...▶続きはこちら
2008-12-15 17:14

アジア共通通貨は可能か、メリットはあるか?

近藤 健彦  明星大学教授
 本稿は、12月1日付けで投稿した拙稿「アジア共通通貨単位構想について」の後日談である。ジャンモネの『回想録』の全訳が今週から本屋にならぶはずであるので、店頭でパラパラとみていただきたい。私の訳の間違いをご指摘ください。

 12月12、13日の両日、全日本証券学生連盟の主催で東京で開かれた「全...▶続きはこちら
2008-12-13 12:50

(連載)ああ、週刊誌!(2)

花岡 信昭  ジャーナリスト
 さらに、『週刊朝日』(11月21日号)だ。ここからは丁寧な電話取材があった。これに真摯に対応したつもりなのだが、やはり「見出し先にありき」の典型だった。アパグループが発刊している『アップルタウン』という月刊誌がある。オールカラーの豪華版で、全国のアパホテルの部屋に置いてある。この昨年6月号の記事と...▶続きはこちら
2008-12-12 09:51

(連載)ああ、週刊誌!(1)

花岡 信昭  ジャーナリスト
 週刊誌というのは、「見出し、先にありき」で、おもしろく仕立てるのが売りだ。新聞などのメディアが切り込めないところまで思い切って踏み込むから、存在価値があった。だが、ここまで「作文」が過ぎると、いったいどういうことになるのか。このところ、この問題ばかりにかかわっているが、「田母神論文」だ。筆者は、何...▶続きはこちら
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