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2014-12-20 11:45

選挙を終えての私からのメッセージ

鈴木 馨祐  衆議院議員
 衆議院選挙が終わりました。本当に多くの方々、支援者の方々や地域の方々、ボランティアの方々、そして、街頭や駅頭で声をかけていただいた多くの方々のお力添えで、選挙を進めてくることが出来ました。心から感謝申し上げます。有難うございました。「景気回復・経済成長への流れを止めることなく進めさせていただきたい」、「改革を断行させていただきたい」、このメッセージを一人でも多くの方々にお伝えし、この二点についての判断を仰ぐ、今回の選挙における基本的な考えでした。結果として、多くの方々の、経済成長への流れを止めないでほしい、改革を進めてほしい、との思いが如実に現れた選挙の結果ではなかったかと思います。その多くの皆様方の思いに、心からの感謝とともに、あらためて責任を痛感しているところです。

 選挙から一夜明けた今朝からは、通常のモードに戻り、今日はセンター北駅で皆様方に引き続きの訴えをさせていただきました。そんな中、多くの皆様方から、「頑張れ」との激励をいただきました。まさに、今の日本を取り巻く内外の環境の厳しさ、そして今後少子高齢化も進み、国際競争もますます厳しさを増すことを考えれば、政治が停滞したり失敗することは許されません。長年のデフレから脱却し、本当の意味での経済の循環を取り戻して、景気回復・経済成長の軌道にこの国を戻すためには、様々な政策を待ったなしで打っていかねばなりません。

 三本の矢、特にその三本目の構造改革、すなわち農業・医療分野をはじめとする規制改革や、法人税減税をはじめとした税制の改革、TPPのようなマーケットメイク、これらをスピード感を持って進めていかねばなりません。そして、財政の現状を考えれば、社会保障を中心に歳出面においてもサービスのバラマキとしないために明確にメリハリをつける改革を進めることが必要です。医療や介護、年金の構造的な問題の解決に取り組み改革も必要です。まさに多くの問題が山積している環境です。衆議院の任期が4年であること、そして、最近の様々な改革の成否が首相・内閣への国民からの支持にかかっていること等を考えれば、まさに再度のスタートダッシュが不可欠です。今後、税制改正や予算編成といった毎年の作業もある時期ではありますが、これからの半年間を「改革実行集中期間」とするつもりで、我々政権与党は死にものぐるいで働かねばなりません。

 今回の選挙期間を通じて、そして今日もそうですが、普段の政治活動の中で多くの方々からいただくご意見や思い、こうしたものをきちんとカタチにしていく。今回の選挙におきまして、私に投票していただいた101,088人の方々の負託に応える、そしてそれだけではなく、日本という国の一政治家として、全ての国民のみなさまへの責務を果たすためには、結果こそが求められている。これが政権交代をしてより安倍政権も3年目を迎えようとしている今の私の率直な思いであり、改めて選挙を受けて身の引き締まる思いでいるところです。この国の経済を成長させ、暮らしをよくする、そして将来の負担を最小限に抑える、そのために必要な改革を断行する。全力を尽くすことをここでお誓いするとともに、ぜひ改革推進の後押しということでこれからもお力をお貸しいただきたい、改めてお願いをする次第です。

 
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