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2026-07-07 00:00
気候変動問題について
真田 幸光
大学教員
世界では、「気候変動問題」が今も注目されています。また、「SDG’s」が叫ばれています。
しかしながらも、トランプ大統領が化石エネルギーの積極利用を主張、また、日本でも例えば神宮外苑の木が数多く伐採されたり、渋谷や新宿などに見られている、壊して作る大型都市開発が進められ、古いものを修繕して利用するなどと言ったことがあまり見られないなど、「無駄の多い世界」が形成され、気候変動問題についても、SDG’sについても、「矛盾、空回り」を感じる世界情勢となっていると私は感じています。
ところで、こうした中、気候変動に揺れる島嶼国が海洋資源の保全と活用の両立策を話し合うとしている。「世界島嶼国海洋会議(日本財団主催)」が、6月3、4日の両日、東京で初開催されました。今回35カ国の代表や国際機関、研究者ら約300人が2日間にわたり課題を共有し、今後の取り組みを決めたとされています。
島嶼国は、温暖化による海面上昇など、気候変動に伴う様々な課題に直面していることは間違いありません。低地の農作物の被害、高潮や猛烈な暴風雨による浸水、サンゴの白化に伴う漁獲量の減少など共通の問題を抱える他、一部の島嶼国は国土消滅の危機にも晒され、移民を余儀なくされている南太平洋諸国も見られています。
こうした中、状況を更に困難にしているのが、島嶼国特有の構造であり、国土や人口の規模に比べて広大な水域を抱え、水域を管理する科学的知見や資金、インフラなどの確保が困難になりがちとなっています。更に、気候変動対策に後ろ向きな米国などの大国の姿勢も課題とされました。「無駄の解消、もったいない精神の徹底」をしなくてはならないところでありましょうが、「拝金主義的行動」に偏っている今の世界の政治家に本質的な気候変動問題の解決が出来るのか、疑問を感ぜざるを得ません。心配な世界です。
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