国際問題 外交問題 国際政治|e-論壇「百家争鳴」
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2025-07-31 10:34

(連載2)タイ・カンボジアで戦争勃発の背景とは

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 このユネスコの世界遺産では、歴史的な遺産であると同時にその内容が政治的に利用される場合があり、日本の通称軍艦島などでも様々な政治的な利用がされてしまっている。このプレアビヒア寺院も同じで、2008年7月、タイ軍兵士が国境を越えてカンボジア領に侵入し集結した。同時に、カンボジア軍もタイとの国境地帯に...▶続きはこちら
2025-07-30 11:33

(連載2)日本の社会におけるスパイ

岡本 裕明 海外事業経営者
  問題は法務省です。彼らはまず十分な組織がないのです。公安調査庁に配属になっている国家公務員が国内の様々な怪しいイベントに侵入潜伏調査しています。ただ、捕まえたりする公権がないのです。情報だけで公権を持つ誰かと協力する必要があり、公安調査庁は過去、存続の危機に立たされたこともあるのです。ただ、オウ...▶続きはこちら
2025-07-30 10:27

(連載1)タイ・カンボジアで戦争勃発の背景とは

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 先日から突然始まったタイ・カンボジア国境における武力衝突に関してその背景を探ってみたい。そもそも、タイとカンボジアの関係が全くわからないという人が多いのではないか。まずはこのようにわからないことがある場合は民族と宗教を調べるということをしてみると良い。そのうえで歴史を見てみればよいというのが問題解...▶続きはこちら
2025-07-29 11:15

(連載1)日本の社会におけるスパイ

岡本 裕明 海外事業経営者
 21歳の時だったと思いますが、東京からアエロフロートでモスクワのシェレメーチェボ国際空港で乗り換えて東ベルリン空港に向かった際、厳冬のモスクワの空港が見えてきて、持っていたカメラで何枚か写真を撮りました。それが禁止行為だと私は知っていました。知っていたからこそ、キャビンアテンダントが廻ってこない着...▶続きはこちら
2025-07-29 11:10

イスラエルをここまで増長させてきたのはアメリカで、その失敗の責任を取らせるこ

古村 治彦 愛知大学国際問題研究所客員研究員
 2023年10月から始まったイスラエル・ハマス紛争はイランやシリア、レバノンを巻き込んでの地域紛争となっている。イスラエルがシリアやレバノンを攻撃し、紛争を拡大している。イスラエルに対しても、イランからのミサイル攻撃が実施されるなど、厳しい状況が続いている。ガザ地区ではイスラエル側による住民への非...▶続きはこちら
2025-07-27 08:45

(連載2)石破首相の‘私とトランプ大統領発言’の問題

倉西 雅子 政治学者
 第二に、首相の発言は、通商協定とは、それを締結した政府のトップのみによって効力が保証されるのか、という問題を提起しています。ここから、今般の日米関税協定の適用期間は、何時から何時までを予定しているのか、という疑問も沸いてきます(報道によりますと、15%の関税率の適用は8月1日からとも・・・)。通常...▶続きはこちら
2025-07-26 08:40

(連載1)石破首相の‘私とトランプ大統領発言’の問題

倉西 雅子 政治学者
 関税率は15%まで引き下げられたものの、日米関税合意については、日本国内では必ずしも歓迎一色ではありません。凡そ80兆円の対米投資に加え、農産物や自動車等の市場開放並びに航空機の大量購入なども約しており、日本国側の大幅な譲歩が、日本経済にダメージを与えかねないからです。 
  
 通商政策では...▶続きはこちら
2025-07-22 11:54

電力事情について

真田 幸光 大学教員
 今春、イベリア半島で大規模停電が発生したことをご記憶に新しいかと思います。今回のイベリア半島全体の大停電は、「電力系統の電圧急変動」が原因とされ、スペインの電力システムが欧州から切り離されたことで需給バランスが崩れ、広範囲に及ぶ停電が発生したとされています。 
 
 そもそも、電力は、「発電量...▶続きはこちら
2025-07-19 10:14

なぜ中国はウクライナにスパイを投入したのか?

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 ウクライナ当局がスパイ容疑で中国人2人を拘束、最新鋭ミサイル機密の不正取得図ったと報道された。今回のスパイ事件は、「ウクライナ」で「中国人」がミサイルの機密を取ろうとしたということである。単純に、兵器の「最新情報」を知りたければ、戦闘中の国に行くのが最も良い。いや、「兵器」だけではなく、科学技術の...▶続きはこちら
2025-06-30 19:57

(連載2)現代版アヘン戦争、フェンタニルが引き起こす社会混乱

岡本 裕明 海外事業経営者
 ではフェンタニルがどこから来たのかという点は中国の武漢がキーであることはほぼ間違いありません。武漢は医薬品の会社が集積しています。コロナ発症説も同地が医薬品の実験を行っていたからだという理由は確かに聞く者への説得力があります。中国はやられたらやり返す、という恨みを晴らす思想があるのですが、まさか恨...▶続きはこちら
2025-06-29 15:55

(連載2)イスラエルとイランとの間の停戦が一応の合意

古村 治彦 愛知大学国際問題研究所客員研究員
 トランプ政権は、イスラエルを支援していることを形で見せるために、イスラエルの顔を立てるために、イラン国内の核開発関連施設3カ所を攻撃し、破壊した。しかし、イラン側は事前に重要な機材や資源を他の場所に移動させていた。これは、アメリカ側が事前に通告していたということが考えられる。イラン側も、アメリカに...▶続きはこちら
2025-06-28 19:44

(連載1)現代版アヘン戦争、フェンタニルが引き起こす社会混乱

岡本 裕明 海外事業経営者
 学校時代に習ったアヘン戦争を今でも覚えている方は奇特な方か、何か理由がある方ぐらいかもしれません。英国は清(中国)との貿易において清から買いたいものは山ほどあるが、清に売るものがあまりありませんでした。そこで英国がアヘンを清に流したことで中国が大混乱に陥った話で、その後、アヘン戦争が勃発します。 ...▶続きはこちら
2025-06-28 15:47

(連載1)イスラエルとイランとの間の停戦が一応の合意

古村 治彦 愛知大学国際問題研究所客員研究員
 2025年6月13日に開始された、イスラエルによるイランへの攻撃は一応の停戦が成立した。6月12日の時点で、アメリカとイランとの間での核開発をめぐる交渉は難航し、イランはウラン濃縮施設の新設を発表した。これを受けて、イスラエルは自国の安全保障上の脅威を理由にして、イランの核開発関連施設や軍事施設を...▶続きはこちら
2025-06-28 15:00

アメリカがイラン攻撃を早々に切り上げた中国空母の太平洋進出

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 6月18日の朝日新聞電子版で「中国空母2隻の航跡、防衛省が異例の公表 「第2列島線」超え活発」との記事がでていた。なぜか日本ではあまり大きく報じられていないのが中国の空母二隻が日本の太平洋側で演習を行っていることである。この「報じられていない」という一事を見ても、日本のマスコミの報道空間が如何に中...▶続きはこちら
2025-06-19 14:43

(連載2)日本文化を称賛するアメリカのZ世代

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 Z世代ということそのものよりも「日本のすばらしさというのは世代を超えて素晴らしいと思えるところがある」ということが重要なのである。つまり、すべての世代において「良い」と思うことが、日本では「普通」であるということが最大のよさなのではないか。ただし考えなければならないことは、その「良さ」は、多くの人...▶続きはこちら
2025-06-18 14:32

(連載1)日本文化を称賛するアメリカのZ世代

宇田川 敬介 作家・ジャーナリスト
 日本人の中には「日本は良くない」とか「他の国の方が良い」というようなことを言う人もいる。もちろん、他の国の良い所を見て、そのうえで受け入れられるところを受け入れ、うまく日本人の生活習慣の中に取り込むことは重要であろう。しかし、それは「生活環境」や「国家のおかれた位置」「気候」など様々な環境的な内容...▶続きはこちら
2025-06-10 13:57

日本国債について

真田 幸光 大学教員
 米国債と共に世界最高の安全資産とされていた日本国債の安定性が崩れかけているとの見方が出てきています。日本国債を購入する投資家が減少し、国債価格が急落(金利は急騰)しており、日本国内の機関投資家の国債購入意欲の減退も見られ始めています。「失われた30年」と呼ばれる長期不況の中でも日本政府の確実な資金...▶続きはこちら
2025-05-31 16:47

(連載2)キルギス・ウズベキスタン両国への公式訪問

鈴木 馨祐 法務大臣
 こうした観点から、旧ソ連崩壊と各国の独立以降、日本は2004年から「中央アジア+日本」の外務大臣会合の枠組みを諸外国に先んじて立ち上げ、また強権的ではないパートナーとして産官学で様々な枠組みでの支援を行ってきました。そして、ロシアによるウクライナ侵攻や中国による周辺地域での軍事的な挑発行為の激化と...▶続きはこちら
2025-05-30 16:43

(連載1)キルギス・ウズベキスタン両国への公式訪問

鈴木 馨祐 法務大臣
 4月29日に出発し5月3日朝に帰国の日程で、キルギス・ウズベキスタン両国を日本の法務大臣として公式訪問しました。日本からの閣僚級以上の公式訪問は、キルギスが2015年の安倍総理訪問以来10年ぶり、ウズベキスタンはこの10年で2015年の安倍総理、2022年の林外相に次いで3人目となります。 
 ...▶続きはこちら
2025-05-30 00:13

(連載2)原油価格の行方

岡本 裕明 海外事業経営者
 実際、アメリカのリグ数を見ると2019年代は1000を超えていたもののコロナで激減し300台にまで落ち込みます。その後、復活するも700台後半を上限に2024年初頭からずっと減少の一途を辿り、5月23日のリグカウントはついに600ちょうどまで下げてしまったのです。トランプ氏が掘れ、掘れというのと真...▶続きはこちら
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東アジア共同体評議会